シアーシャ・ローナンが主演&初プロデュース『おくびょう鳥が歌うほうへ』、来年1.9公開決定

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2025年10月01日 14:10  クランクイン!

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映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』ポスタービジュアル (C)2024 The Outrun Film Ltd.
 シアーシャ・ローナン主演の映画『THE OUTRUN』(原題)が、邦題を『おくびょう鳥が歌うほうへ』として、2026年1月9日より全国順次公開となることが決まった。併せて、日本版ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

【写真】自分を見失った生物学者が、新たな生き方を模索する――『おくびょう鳥が歌うほうへ』場面写真

 本作は、スコットランド・オークニー諸島の厳しくも美しい自然を舞台に、著者自身の「再生の旅」を描き、イギリスでベストセラーとなったエイミー・リプトロットによるノンフィクション回想録を、シアーシャ・ローナンの主演・プロデュースにより、ノラ・フィングシャイト監督との初タッグで映画化。

 シアーシャ・ローナンは主演でありながら、自身初のプロデュース業も兼任し、キャリア最高峰とも言える成熟した深みと圧倒的な内面性をたたえた演技を披露。本作でアイルランド映画テレビアカデミー賞(IFTA)で主演女優賞、ロンドン映画批評家協会賞でブリティッシュ/アイリッシュ演技賞ほか数々の主演女優賞を受賞した。

 主人公のロナはロンドンでの学生生活を経て、自由と刺激を求めて大都会の夜の世界へと傾倒。やがてその自由は制御を失い、アルコールへの依存に変わり、人間関係を壊し、心身をも蝕む日々を過ごすように…。恋人との別離、暴力的な体験、入院など、人生が限界を迎えた末に、彼女は依存症の治療施設に入所し、90日間のリハビリプログラムを経て断酒生活を開始。

 そんな彼女が向かったのは、かつて自身が育ったスコットランド北部のオークニー諸島。野鳥保護団体に勤務し、朝晩の決まった時間にフィールドワークへ出て、希少種であるウズラクイナの鳴き声を聴き取るという地道な作業に従事することに。誰とも会話を交わさない孤独な時間の中で、彼女は少しずつ自らの内面と対話を重ね、自然と向き合いながら静かな再出発を図るのだが…。

 映画『おくびょう鳥が歌うほうへ』は、2026年1月9日より全国順次公開。

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