
9月30日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、元キックボクサー・魔裟斗と妻でタレントの矢沢心が夫婦で出演。魔裟斗の発言がモラハラではないかと話題になり、矢沢への同情が集まっている。
夫が帰ってくると慌てる矢沢心
2人は2007年、6年の交際を経て結婚。現在は3人の子どもを育てる幸せな家庭を築いているが、番組では魔裟斗の独特な価値観が次々と明らかになったという。
「たとえば食生活について魔裟斗さんは『食事を出すタイミングが大事なんですよ、タイミングが』と繰り返し強調。『ジムから家に帰ったときはお腹がペコペコ。帰った瞬間に食べられないとダメなんですよ。しかもそれがアツアツじゃきゃダメ』と、さも当たり前のように語ったのです。
そこで矢沢さんは魔裟斗さんがジムを出るときに連絡をもらい、そこから帰宅時間を逆算。彼が帰ってきたと同時にアツアツの食事を出せるよう調整しているそうなのです」(芸能ジャーナリスト、以下同)
「玄関で帰って来た気配がすると慌ててしまう」と献身的な姿勢を見せた矢沢。一方、理想の夫婦関係について魔裟斗はこう持論を展開したという。
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「魔裟斗さんは『スポーツ選手の奥さんって、ちょっと後ろに一歩引くくらいの人のほうがいいと思っている』と語り、『前に出るような強い女性だと、強い者同士で絶対ぶつかってしまう』と説明。続けて自分たちの関係性について『すごくいいバランスだなと思っている』と自慢げに話していました。
また、結婚後は女性と一切遊ばないことを決めたという魔裟斗さんは『できるだけ奥さんにはきれいでいてくれないと、遊びを終わらせた俺が可哀想じゃないですか』と自分本位の考え方を披露したのです」
ネット上では魔裟斗の発言に対して異論が噴出。
《ただのモラハラ夫やん。矢沢心ちゃんよくあんな旦那についていってたね》
《完全に男尊女卑脳》
同時に、矢沢への同情も集まり、《召使いやないか》といった声も見られた。そんな2人について芸能プロ関係者は語る。
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「魔裟斗さんが現役を引退して16年。子どもが3人生まれた今は夫婦のパワーバランスも変化し、矢沢さんのほうが強い面もあると魔裟斗さんは語っていました。一方、矢沢さんはそんな彼と結婚してよかった点として、『安心できないハラハラ感』という表現を使って、緊張感のある夫婦関係を前向きに捉えようとしていました。
こうした夫婦のあり方が矢沢さんの性格に合っているのかもしれませんし、夫婦円満の秘けつなのでしょうが、一般的に見るとモラハラではないかという声が出るのも理解できます」
本人たちが納得していることとはいえ、やや時代とのギャップを感じずにはいられない一幕であった。