豚を運ぶトラック運転手に忍び寄る殺人鬼の気配…『ロードゲーム』日本版ビジュアル&本予告

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2025年10月01日 17:31  cinemacafe.net

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『ロードゲーム』© 1981 STUDIOCANAL - Quest Films Pty Ltd. All Rights Reserved.
日本初公開されるリチャード・フランクリン監督の1981年の作品『ロードゲーム』より日本版メインビジュアルと本予告が解禁された。

本作は、オーストラリアの鬼才、リチャード・フランクリン監督が、敬愛するアルフレッド・ヒッチコック監督の名作『裏窓』(54)にオマージュを捧げ、オーストラリアの広大な土地を舞台にしてつくりあげたサスペンス・ロードムービー。

この度解禁された日本版メインビジュアルでは、深夜の荒野を行く目を見張る1台のバン<目玉車>をフィーチャーした、衝撃的デザインとなった。

キャッチコピーも「今日の豚は、明日のベーコン」「豚の死体解凍とともに近づく恐怖。けっして冷凍庫を見てはいけない。加工肉は、豚だけでじゅうぶんだ。」などと鑑賞前の想像力を存分に働かせるものとなっている。

併せて解禁された予告編では、主人公クイッド(ステイシー・キーチ)が野犬ディンゴを相手にぶつぶつと独り言を喋り続けるトラック運転手、という独特なキャラクターを見事に演じている様子が映し出される。

睡眠不足のなか冷凍豚をのせてトラックを走らせるクイッドは、バンに乗った怪しい男を発見。彼がバラバラ殺人事件の犯人ではと疑い始める…。

道中、夫と離れ離れになった女性や若い女性、ヒッチ(ジェイミー・リー・カーティス)を車に乗せながら進んでいくが、夜につれてだんだんあたりは悪夢のような病的な様相に。何の肉か分からない塊が並ぶ冷凍室、急に目を見張るバンの登場などはまさに前後不覚の事態。

予告冒頭の、のどかな音楽はどこかに消え、次第に様子がおかしくなっていき、なぜかピンク色の光がステイシー・キーチの両目にぴったりドッキングするシーン含め、サスペンス、ロードムービー、独自のユーモア感覚など、随所にリチャード・フランクリン監督のセンスが光る。

そして夜のアスファルトシーンに「すべての孤独者に捧ぐ低温系独り言サスペンス」とキャッチコピーが載る。ちなみに音楽を担当しているのは『マッドマックス』『マッドマックス2』のブライアン・メイが務めている。

『ロードゲーム』は10月31日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。




(シネマカフェ編集部)

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