小泉氏リード、高市・林氏追う=自民総裁選、決選投票の公算

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2025年10月01日 18:31  時事通信社

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時事通信社

(写真左から)小泉進次郎農林水産相、高市早苗前経済安全保障担当相、林芳正官房長官
 自民党総裁選(4日投開票)について、時事通信は終盤情勢を探った。国会議員票は小泉進次郎農林水産相(44)がリードを保ち、林芳正官房長官(64)、高市早苗前経済安全保障担当相(64)が追う。党員・党友票は高市、小泉両氏が先行しているもようだ。1回目の投票では5候補のいずれも過半数に達せず、上位2人の決選投票に進む公算が大きい。

 総裁選は295人の国会議員票と同数の党員票の計590票で争う。決選投票の党員票は47票に圧縮され、2候補のうち得票数が多かった方が各都道府県連の1票を得る。

 調査は1日までに、取材やアンケートで実施。議員60人強が態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。

 議員票では、小泉氏に対する支持が麻生派や旧安倍派、無派閥を問わず横断的に広がり、70人超を固めた。陣営によると、1日の選対会合には代理を含め96人が参加したという。

 林氏は50人台半ば。座長を務めた旧岸田派と、5回当選した参院が中心だ。石破政権の継承を掲げ、岩屋毅外相ら複数の閣僚の支援も受ける。陣営幹部は「60人を超える」と自信を示す。高市氏は保守系を中心に40人台に達したが、伸びを欠いている。

 小林鷹之元経済安保相(50)、茂木敏充前幹事長(69)はそれぞれ30人程度にとどまっている。

 一方、党員票については、高市、小泉両氏がそれぞれ3割程度を獲得し、林氏が続くとの見方が多い。国会議員票と合わせると、現時点で小泉氏が決選投票に最も近く、高市、林両氏がしのぎを削る。ただ、小泉氏の陣営が「やらせ」コメント投稿を依頼したことへの批判がくすぶっており、情勢に影響する可能性がある。

 党員票は3日に締め切られる。5陣営は投開票に向け、態度を決めていない議員への働き掛けを強める方針だ。 

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  • 進次郎の県連の問題はNHKもスルー、これはもの凄い不正選挙が行われるのではという予感がしている。
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