麻倉未稀「どきどきするのは変わらない」乳がん発覚から９年目「ヒーロー」熱唱で45周年へ意欲

歌手麻倉未稀（65）が1日、都内で「ピンクリボンフェスティバル2025オープニングナイト」に登壇した。

17年にテレビ番組で乳がんが発覚し、全摘手術を受けるも奇跡的な回復を見せて、術後3週間でステージに復帰。音楽活動とがんの啓発活動を両立している。「まだ経過観察中でして、3カ月に1回はクリニックに処方箋をもらいに行って、1年に1回、病院を受診する。そのたびにどきどきするのは変わらないです」と話した。

7月には関西ラグビー協会100周年パーティーで、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌「ヒーロー」を歌唱した。「スクールウォーズを見てラグビーを始めて方々もいらして。私にだまされたって言うんです。私はだましてませんよ」と笑い、この日も同曲や「what a feeling」など7曲を熱唱した。

26年にデビュー45周年を迎える。「アルバムを作ったり、ライブもいろいろなところでやっていこうかなと思っています。がんになっても私らしく生きていこうかなと思っております」とパワフルな歌声を響かせた。