『アバター』(ネイティリ)(C) 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved. 巨匠ジェームズ・キャメロンが監督を務める、全世界歴代興行収入ランキング第1位、人類が生み出した全映画の頂点に立つ『アバター』、同ランキングで『タイタニック』を超えて第3位にランクインする『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が、各作1週間限定で3Dスクリーンにて劇場上映される。
そして、シリーズ第3弾となる最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が12月19日(金)より日米同時公開。
ジェームズ・キャメロン監督はこれまで『アバター』シリーズのみならず、『ターミネーター』シリーズのサラ・コナーや、『エイリアン2』のリプリー、『タイタニック』のローズなど、40年以上も前から愛情にあふれ自ら道を切り拓く不屈の女性キャラクターを共通して描いてきた。
全世界歴代興行収入のトップ4のうち3本を自身の監督作品で独占するという偉業を成し遂げたジェームズ・キャメロン監督。彼は男性優位のハリウッドにおいて、自身が根底に持つ想いに基づきキャリアの初期から数々の不屈の女性キャラクターたちを作り上げてきた。
家族を想い戦うナヴィの戦士
『アバター』シリーズでは、神秘の星パンドラの先住民・ナヴィの女性ネイティリがその1人として描かれる。
ネイティリは森の民・オマティカヤ族の族長の娘にして戦士でもあり、パンドラの森で出会った主人公のジェイク・サリーにナヴィとしての生き方を教える中で2人は惹かれ合っていき、種族を超えた愛と家族の物語が紡がれる。
演じるゾーイ・サルダナについてジェームズ・キャメロン監督は起用時、「ゾーイは私が思い描いた人物のあらゆる要素を捉えてくれた」と語り、さらに彼女がプロダンサーとしての長い経験で身に着けた繊細さと激しさ、高い身体能力を兼ね備えている点も称賛している。
ゾーイ・サルダナも当時、役作りについて「肉体面では武術や馬術、アーチェリーの訓練をしました。また肉体だけでなく精神的にも鍛えました」と入念な準備について明かしている。
ターミネーターから息子を守る母
また、『ターミネーター』シリーズでは、未来の人類のリーダーであるジョン・コナーを殺そうと未来から送り込まれてくる“ターミネーター”から守るべく、ジョンの母親サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が奮闘する。
1作目で平凡な学生であったサラは殺人マシンの脅威から懸命に逃げ延びるたくましさを見せ、2作目では10年の時が経ち心身ともに戦士のものへと鍛え上げるなど、何としても息子を守り抜くという覚悟を感じさせる。
エイリアンに立ち向かう船員
SF映画の金字塔『エイリアン』(監督:リドリー・スコット)の続編、『エイリアン2』ではシガーニー・ウィーバー演じるリプリーが主人公となり、恐ろしいエイリアンに立ち向かっていく。
シガーニー・ウィーバーは『アバター』で植物学者のグレイスを、続く『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』以降では主人公ジェイクの養女キリをも演じるなど、ジェームズ・キャメロン監督作品における女性像を体現しており、幼い子どもや、愛する家族、自身の信念のために奮闘する姿が描かれる。
愛を知り生き抜く上流階級の娘
さらに、当時の全世界歴代興行収入の新記録を打ち立て、アカデミー賞で作品賞をはじめ11部門を受賞した『タイタニック』では、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックと船上で運命的な出会いを果たす、ケイト・ウィンスレット演じる上流階級のローズが、身分の差を超えて愛する人とともに力強く生き抜く姿を描いている。
ケイト・ウィンスレットは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でも海の部族の族長の妻ロナルとしてジェイク一家をサポートし、迫りくる人類の脅威から子どもたちや部族全体を守る、頼れる姿を熱演している。
すべてを焼き尽くす種族のリーダー
そして最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』では、シリーズ初となる“ナヴィのヴィラン”としてヴァラン(演:ウーナ・チャップリン)がジェイクたち一家に立ちはだかる。
ヴァランが率いるのは、何らかの理由でパンドラに憎悪を募らせている“アッシュ族”。ヴァランの激しい怒り、憎しみの理由とは? 新たな脅威に立ち向かうジェイクたちは、家族とパンドラを守り抜くことができるのか?
映画館での最高の映像体験を常に追求し実現しながら、普遍的テーマの先にある人々を魅了するオリジナリティ溢れる物語を描くジェームズ・キャメロンが創造する世界、そして不屈のキャラクターたちとともに紡がれる壮大なドラマに注目だ。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は12月19日(金)より全国にて公開。
『アバター』は10月2日(木)まで1週間限定3D上映。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は10月3日(金)〜10月9日(木)1週間限定3D上映。
(シネマカフェ編集部)