歌手中澤卓也が30歳の誕生日の3日、東京・渋谷のライブハウス「プレジャー プレジャー」でバースデーライブを行った。
今年1月発売の新曲「青い空の下」でスタートし、冒頭はアカペラで歌唱。約300人のファンでぎっしり埋まった客席はペンライトが何度も大きく揺れた。
最初のあいさつで「今日の主役です」。笑いをとった後で「本日で20代とオサラバしまして30歳になりました。毎年、こうして年齢を重ねた初日にファンの人と過ごせる。この日にステージに立てる喜びをかみしめたい」と思いを明かした。
その後は17年1月のデビュー曲「青いダイヤモンド」をギターを弾きながら歌唱し、何度も「たくやっ」「たくちゃ〜ん」コールを浴びた。
「昨年は韓国の歌番組に呼んでいただく機会があった。想像もしていなかったが良い刺激になりました」として、韓流ファンには耳なじみのある「離別(イビョル)」と「My memory」の2曲を日本語と韓国語で歌唱した。
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その後は客席を回って1人1人としっかりと握手。歌唱の合間に「ありがとう」「ようこそ」と感謝の言葉を入れながら4曲をかけて2階席までくまなく回った。
その後に「重大発表があります」と前置きをして、年内で所属事務所から独立することを発表した。「デビューをして9年目。新潟から東京に出てきて10年の節目。これからは自分の責任のもとでやっていきたい。もっともっといろんな景色を皆さんと見たい。今は不安しかないけれど、これからも変わらずに応援をしていただけたらうれしいです。声の続く限り歌っていきます」。突然の告白に戸惑いながらも、客席からは「頑張って」の声が飛んだ。
最後の曲は「またね」。「今日は一生の記憶に残る30歳のバースデーライブになりました。皆さんにまた再会したいです」。思いを込めて歌い上げ、約2時間のステージに幕を下ろした。
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