宝塚歌劇団月組公演、ミュージカル「GUYS AND DOLLS」の通し舞台稽古が3日、東京宝塚劇場で行われた。
1948年のニューヨークを舞台に、トップ鳳月杏が演じるギャンブラーのスカイと、トップ娘役天紫珠李演じる伝道師の女性の恋を描いた。
宝塚では84年の初演から何度も演じられてきた作品だが、演出やせりふも時代に合わせて変化している。
鳳月は「宝塚の『GUYS AND DOLLS』のファンだったので、せりふのイメージや印象がたくさんありました。それをある意味忘れて演じることが難しいこともあったんですが、私たちに合った言葉遣いを考えてくださったこともあり、話しやすさを感じます」とした。
75年前にブロードウェーで初演された作品の魅力について「普遍的なテーマ、心のつながりや愛が描かれ、70年以上前の作品と思えないくらい親しみを持てるところが、すごくいいところだと思います」。
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場面ごとに変わるスーツの着こなしも見どころで、鳳月は「スーツ姿は実は男役にとっては一番難しい。立っているだけでも着こなしていられるようになるまでに研究が必要なコスチュームの1つ。下級生のみんなにも勉強してもらういい機会だなという思いもあります」とし、天紫は「スーツの着こなしでもそうですが、ごくごく自然に存在されている姿がスカイそのもので、いつもすてきだなと思ってます」と話した。
10月4日〜11月16日。
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