MM総研は、10月2日に「iPhone 17シリーズ購入意向調査(2025年9月時点)」に関する調査結果を発表した。調査対象はiPhoneを利用している15〜69歳の男女で、回答件数は1583人。
iPhone 17 シリーズ(iPhone Airを含む)を購入したいと思うか聞いたところ「購入したい」「購入を検討したい」を合わせて39.5%が購入意向を示した。購入するならどのモデルを選択するか聞いたところ「iPhone 17」が68.2%、「iPhone Air」が12.6%、「iPhone 17 Pro」が11.2%、「iPhone 17 Pro Max」が8.0%となった。各モデルを選択した理由として、iPhone 17は「価格」、iPhone Airは「厚さ/薄さ」、iPhone 17 Pro は「カメラ(性能/レンズの数)」、iPhone 17 Pro Max は「バッテリー」が最も多くなった。
利用しているiPhoneの種類別に見ると、15/16など通常ナンバリングの無印iPhone利用者はiPhone 17、Pro利用者はiPhone 17 Pro、Pro Max利用者はiPhone 17 Pro Maxを最も支持した。17シリーズでなくなったPlus利用者はiPhone 17を最も支持したが、17 Pro/17 Pro Maxも相対的に高くなった。2022年3月発売のiPhone SE(第3世代)と2021年9月発売のiPhone 13 miniを最後に新モデルの登場がないSE/mini利用者はiPhone 17に支持が集まった。
iPhone 17シリーズやiPhone Airのスペック(iPhone 16シリーズからの変化など)を提示し、各項目を評価するかどうか複数回答で聞いた。その結果、最も評価されたのは「バッテリー(79.5%)」、次いで「急速充電(78.5%)」「カメラ機能の向上(75.6%)」「チップ(CPU)の向上(73.7%)」「解像度(73.5%)」となる。新モデルの「iPhone Airの登場」は61.0%で、50%を下回ったのは「価格(37.5%)」のみとなった。
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また、AndroidスマートフォンではなくiPhoneを利用している理由を聞いたところ「操作性が優れている/慣れている」が27.7%、「家族、知人の勧め」が11.6%、「人気(利用者が多い)」が9.1%、「機能が他のスマートフォンより優れている」が7.4%、「iPhoneのみ利用できる機能やアプリがある」が7.3%が上位5項目となった。
年代別に利用理由を見ると、全年代で「操作性が優れている/慣れている」が1位となり、30代以下では「人気(利用者が多い)」、40代以上では「家族、知人の勧め」が2位に。日本のスマートフォン市場のiPhone出荷台数は長年約50%のシェアを維持し、最初に利用したスマートフォンがiPhoneであったため慣れ親しんだiPhoneを利用し続けていることが伺えた。30代以下では利用シーンでの利便性、40代以上では操作方法などで困ったときに備えた安心感が得られるためと考えられる。
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