
「ポスト石破」を決める自民党総裁選はきょう、投開票がおこなわれます。上位2人による決選投票が確実な情勢で、国会議員票でリードする小泉氏と党員票で優位に立つ高市氏の2人の争いになるとの見方が有力となっています。
総裁選は、きょう午後1時から投票がおこなわれ、国会議員票と党員票、295票ずつ合わせて590票で争われます。
1回目の投票で過半数を得る候補がいなかった場合、上位2人による決選投票となります。
国会議員票では小泉氏が、党員票では高市氏が優勢で、林氏も追い上げをみせているものの、自民党内では小泉氏と高市氏が決選投票に進むとの見方が強まっています。
決選投票になった場合、焦点となるのが、党内で唯一の派閥を率いる麻生最高顧問と旧岸田派の議員に影響力を持つ岸田前総理の動向です。
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両氏は、どの候補を支持するのか表立って表明しておらず、決選投票での両氏の判断が結果を左右する可能性もあります。
決選投票になった場合、新しい総裁は午後3時ごろに選出される見通しです。その後、連立を組む公明党の斉藤代表との会談や記者会見も予定されていて、幹事長など主要な党幹部の人事にも着手するものとみられます。