2025年F1第18戦シンガポールGP 角田裕毅(レッドブル) 2025年F1シンガポールGPの金曜、レッドブルの角田裕毅はフリー走行1=9番手/フリー走行2=11番手だった。
角田は、前戦アゼルバイジャンに関して「マシンに関して、自分が前向きな方向に進んでいると感じています」と振り返り、シンガポールについては「湿度、ナイトレース、市街地サーキットなど、さまざまな要素が絡み合うため、ドライバーにとって最大の試練のひとつ。でも、それこそが楽しいところであり、準備やレースを楽しみにしています」と語っている。
シンガポール初日は、赤旗による中断やトラフィックにより、初日に準備は思うように進められなかったというが、角田は、一日の終わりに向けてマシンに改善が見られたことをポジティブに受け止めている。
■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)フリー走行1=9番手(1分31秒860/25周)/フリー走行2=11番手(1分31秒708/18周)
「今日は全体的に中断が多く、とくにFP2で赤旗で何度かセッションが止まってしまったので、あまりスムーズな一日ではありませんでした。シンガポールは自信を持つことが重要なサーキットなので、ドライバーの自信を高めたり、マシンバランスをより適正な範囲に合わせたりするための時間を確保する必要があるのです」
「新品タイヤを1周目にうまく機能させるのはかなり難しいので、今夜はそこを重点的に分析していきます。ロングランのデータがほとんど取れていないため、日曜日に向けて少しでも多くのデータを集められるよう、FP3のプログラムをどう組み替えるか検討するかもしれません。現時点では1ストップになるのか2ストップになるのか、そしてどのコンパウンドがより有効な選択肢なのかを判断するのはとても難しい状況です」
(走行直後のインタビューで語り)「難しい一日でした。スムーズに走れたセッションとは言えなかったと思います。特にFP2では最後まで本当にクリーンな走行ができなかったので、正直かなりフラストレーションが溜まりました」
「でも、それもレースの一部です。落ち着いて取り組んで、セットアップを最適化していくことが大事だと思います。それがすべてです」
「(FP2では)マシンによっては(グリップが)改善しているところもあったと思いますが、少なくとも僕たちはまだフロントに苦しんでいました。それでもセッション終盤には少しずつ良くなってきたので、ポジティブな要素も見えてきたと思います」
https://twitter.com/redbullracing/status/1973467842856231171
[オートスポーツweb 2025年10月04日]