10月6日(月)は「中秋の名月」 月の近くに土星も お月見を楽しめる所は?

1

2025年10月04日 13:44  日本気象協会

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

今年の「中秋の名月」は、10月6日(月)です。今年は「中秋の名月」の近くに土星も見えます。6日(月)の夜は北海道や東北北部、北陸、近畿から九州、沖縄はおおむね晴れて、お月見を楽しめる所が多くなりそうです。

10月6日(月)は「中秋の名月」

今年の中秋の名月は、10月6日(月)です。「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日の夜に見える月のことです。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。今年は、中秋の名月の近くに土星が見えます。お月見の際は、土星にも注目してみてください。

そんな中秋の名月ですが、満月とは限りません。今年は10月6日(月)が中秋の名月、7日(火)が満月と1日ずれています。これは、暦と月の満ち欠けのタイミングにズレがあるからです。中秋の名月は新月を含む日から数えて15日目ですが、満月は地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間であるため、満月と一致する年もあれば、ずれる年もあります。次に中秋の名月と満月が同じ日付になるのは2030年です。

10月6日(月)夜の天気は?

画像B

10月6日(月)の夜は、北海道や東北北部はおおむね晴れて、「中秋の名月」を見られる所が多くなりそうです。東北南部や関東、東海は雲に覆われるでしょう。北陸や近畿、中国、四国は一部に雲がかかりますが、晴れる所が多くなる見込みです。九州や沖縄は晴れて、お月見を楽しめるでしょう。

なお、「中秋の名月」とは別に日本独自の風習として、旧暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、お月見が行われてきました。今年の十三夜は11月2日(日)です。「中秋の名月」が見られない所も「十三夜」のお月見を楽しむのも良さそうです。

※中秋の名月マップは、4日(土)の予報をもとに作成しています。見られる地域が変わる可能性もありますので、最新の予報もチェックしてください。

    ニュース設定