
気象庁は小笠原近海の熱帯低気圧が、今後、台風になる見込みと発表しています。今後、発達しながら西よりへ進み、7日(火)は暴風域を伴い、8日(水)には強い勢力となり日本の南へ進むでしょう。沖縄や奄美に影響を与える恐れがあります。
新たな台風発生へ
気象庁は小笠原近海の熱帯低気圧が、今後、台風になる見込みと発表しています。小笠原諸島では5日(日)から6日(月)にかけて、強風、うねりを伴う高波、落雷、突風、急な強い雨、高潮に注意してください。
今後、台風に変わる熱帯低気圧は発達しながら西よりへ進み、7日(火)は暴風域を伴い、8日(水)には強い勢力となり日本の南へ進むでしょう。
まだ予報円は大きく、進路の予想に幅がありますが、今週後半以降は沖縄や奄美に影響を与える恐れがあります。その後、台風に変わる熱帯低気圧の動向によっては熱帯由来の暖かく湿った空気を運び込み、本州付近にも影響を与える可能性があります。最新の台風情報・気象情報にご注意ください。
10月はまだ台風シーズン
平年の台風の発生数は8月、9月がピークですが、10月も3.4個と発生しやすくなっています。
台風や熱帯低気圧が発生・発達する一つの条件として、海面の水温が26〜27℃以上あることが必要とされています。今年は、現在も、日本の南海上の海面水温は30℃以上と高く、台風の発生・発達しやすい状況が続いています。さらに、関東沖にかけては海面水温が27℃以上の海域が広がっているような状況で、大気の状況によっては日本近海でも台風が発生したり、発達したりする可能性があります。
まだ台風シーズンが続きます。今後も南の海上から目が離せない状況が続きそうです。
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