『SPIRIT WORLD -スピリットワールド-』©︎L. Champoussin /M.I. Movies /©2024「SPIRIT WORLD」製作委員会カトリーヌ・ドヌーヴ主演『SPIRIT WORLD -スピリットワールド-』の本編冒頭シーンが解禁された。
2024年、群馬県高崎市と千葉県いすみ市で撮影された本作は、日・仏・シンガポールの国際共同合作。監督はシンガポールの鬼才エリック・クー。カトリーヌ・ドヌーヴが主演を務め、竹野内豊や堺正章、風吹ジュンらが共演。日本の侘び寂びを背景に、迷える大人たちの希望と再生の物語を描く。
解禁となった映像は、仕事を終えたユウゾウ(堺正章)が、自宅でフランス人歌手・クレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)のレコードを聴く場面から始まる。
タバコとお酒を片手に、長年のファンであるクレアの歌声を口ずさみ、幸せそうな表情を浮かべるユウゾウ。一方で、ユウゾウの息子ハヤト(竹野内豊)は、カップラーメンにウイスキーを注ぎ、仕事で疲弊した体に流し込む。その後、アルコールに依存した生活を送るハヤトは睡魔からそのまま倒れ込んでしまう。同時にユウゾウの持っていたコップも落ち…。
心身ともに疲れ果てているハヤト、息子に想いを伝えきれぬままこの世を去るユウゾウ。迷える大人たちそれぞれの人生にカトリーヌ・ドヌーヴ演じる、歌手・クレアの寂声が深く包み込むオープニングシーンとなっている。
『SPIRIT WORLD -スピリットワールド-』は10月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテで先行公開、10月31日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)