
俳優・のんさんが映画『アフター・ザ・クエイク』公開記念舞台あいさつに鳴海唯さん、渡辺大知さん、佐藤浩市さんらと登壇しました。
【写真を見る】【 のん 】かえるの声役で出演に大先輩・佐藤浩市も大絶賛「かえる=のんになっていた」「がんばったんだな」
本作は、村上春樹さんの傑作短編連作『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫)に収録された4編をベースに一部時代設定を変更し、1995年から2025年の30年にわたる物語を描いた作品。別々の時代・場所に生きる4人の物語が時空を超えてつながってゆく物語。のんさんは、物語の鍵を握る巨大な「かえるくん」の声を担当しています。
シックなカラーの衣装で統一した出演者の中、1人「かえる」を意識したカラーの、オーバーサイズなセットアップで登場したのんさん。 “私は現場にいなくて、全部撮り終わってから参加したので、今日この場に参加できてとっても嬉しく思っています” と緊張しながらも笑顔であいさつしました。
役について、 “かえるの役は初めてで、どんな声なんだろう?って、びっくりしたけど本を読んで、かえるくんがすごく(登場人物たちの)救いになる役だなと思い、これは意外と責任重大なのかもしれない” と役柄の重責を感じた一方で、 “「頑張ってみよー」と思って” と、軽めな感じで振り返ったのんさん。その微笑ましい姿に共演者や観客から笑いがこぼれました。
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のんさんの(声の)演技について、佐藤浩市さんは “彼女がどういう風な覚悟を持ってやるのかな?と最初に思っていて、そこで「自分がこれではいけないといろいろ気づきながらやっているんだな」と感じられるぐらい、すごく「かえる=のん」になっていたので、「あっ、がんばったんだな」と、上から目線で言っては申し訳ないけど、すごく良かったと思いました” と絶賛しました。
井上剛監督は、のんさんへのオファー理由について聞かれると “ねぇ、そうなんですよ…。でもスタッフで話していて急にみんな一致しましたね” とスタッフの総意で選ばれたと告白。 “かえるくんだけがブレないので、その強さとイノセンスな声が欲しくて。ユーモアもあったので、自然と「のんさんじゃないか」となりました” と、経緯を説明しつつ太鼓判を押していました。
【担当:芸能情報ステーション】