歌舞伎俳優坂東玉三郎(75)が、このほど演出を手がける舞台「星列車で行こう」(新橋演舞場など)開幕に際し、報道陣の取材に応じた。
昨年も上演した作品の再演。夜空を駆ける“幻の列車”を舞台に、人生の岐路に立つ人々が出会い、希望を見いだしていく姿を描いた。「若者が次の人生に前を向いて行くのがコンセプト。後ろにいるアンサンブルはみな妖精で、若者を将来に向けて押し出していく形にした」と語った。
本番が近づくにつれて「みんなの芝居がなじんできてうれしい」と頬を緩めた。続けて「ダメ出しと言わずチェックと言っていて、あとほ褒め出しです」とキャスト陣をよく褒めていると明かしつつ「みんな芝居もうまくなって、あとは歌だね」と指摘し笑いを誘っていた。
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