「オレら、売れるかな」ドラマで共演した大西結花が明かす伝説のアイドル・光GENJIデビュー前のリアル

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2025年10月05日 11:10  web女性自身

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「『あぶない少年』がスタートしたのは、“スケバン刑事”の撮影が終了してすぐ。当時は単発ドラマなども含めて何本も掛け持ちしたり、新曲が出れば地方にキャンペーンに行ったりしていたから、すごく忙しくて、ほとんど記憶にないんです」



こう振り返るのは大西結花さん(57)だ。共演した光GENJIは、同ドラマ撮影途中の1987年8月に『STAR LIGHT』でデビューしたばかりだった。



「ロケが多いドラマでしたが、毎回、撮影現場には多くのファンが見学に来ていました。ロケ場所に迷ったとしても、ファンの姿が目印になったほど。すごくきちんとしていて、私にも『結花ちゃーん』と声をかけてくれました」



撮影現場は学校の放課後のような雰囲気だったという。



「部室みたいな(笑)。ロケ先で用意してくれた応接間などが控え室になっていて、大きなテーブルにはぬいぐるみや洋服、お菓子などファンの人たちからのプレゼントが山積みになっていました。撮影時間の合間には、みんなが包みを開けたりして、プレゼントの報告をしあっていましたね」



中学生だったメンバーは、20時までに撮影を終えなければならなかった。



「それなのに、みんなふざけて、本番中に笑わせてくるんです。私がアップの撮影をしているときに変顔をしたり、見える位置で3人組が階段を下りるパントマイムをやったりして。なかでも諸星(和己)くんはいちばん元気で賑やかだったと思います(笑)」



いくら寝ても寝足りない中・高生だったが、みんな多忙で睡眠不足だった。



「寝ているメンバーを起こすのが大変だと、光GENJIのマネージャーさんが笑っていました。並んで寝ているメンバーを右から順番に起こしていっても、最後のメンバーを起こすときには、最初に起こしたメンバーがまた寝てしまうんです」



天真爛漫なメンバーたちも、デビューには一抹の不安があったのかもしれない。



「『オレら、売れるかな、大丈夫かな』なんて、ふと口にすることもありました。私たち女性陣は『これだけファンがいるのに、売れないわけないじゃない』と答えていました。その予想どおり、すぐに日本を代表するアイドルグループになりました」



『あぶない少年』(テレビ東京系、1987年)


国民的アイドルになる直前の光GENJIが主演。ケンカをしながらもローラースケートに青春をかける少年たちを描いた。IIでは学園ものにさま変わりし、コメディー色もUP。IIIでは主演がSMAPに。



【PROFILE】


おおにし・ゆか


1968年生まれ、大阪府出身。1984年にドラマデビュ―、翌年には歌手デビューを果たし、1986年の『スケバン刑事III 少女忍法伝奇』でブレイク。その後も歌手、俳優として幅広く活躍する。

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