
明日6日は「中秋の名月」です。今年は、「中秋の名月」の近くに土星が見えます。お月見の際は、土星にも注目してみてください。明日6日の夜は、北海道や東北北部、北陸、近畿から九州、沖縄は晴れて、「中秋の名月」を見られる所が多くなりそうです。
明日6日は「中秋の名月」 土星との共演も
明日10月6日は「中秋の名月」です。「中秋の名月」とは旧暦の8月15日の夜に見える月のことです。今年は、「中秋の名月」の近くに土星が見えます。お月見の際は、土星にも注目してみてください。
今年は10月6日(月)が「中秋の名月」、7日(火)が満月と1日ずれています。「中秋の名月」が、満月とは限りません。これは、暦と月の満ち欠けのタイミングにズレがあるからです。「中秋の名月」は新月を含む日から数えて15日目ですが、満月は地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間であるため、満月と一致する年もあれば、ずれる年もあります。次に「中秋の名月」と満月が同じ日付になるのは2030年です。
そんな「中秋の名月」をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。日本では「中秋の名月」は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。
明日6日夜の天気は?
明日6日の夜は、北海道や東北北部はおおむね晴れて、「中秋の名月」を見られる所が多くなりそうです。東北南部や関東、東海は雲に覆われるでしょう。ただ、一部では雲の隙間から月を見られそうです。北陸や近畿、中国、四国は一部に雲がかかりますが、晴れる所が多くなる見込みです。九州や沖縄は晴れて、お月見を楽しめるでしょう。
なお、「中秋の名月」とは別に日本独自の風習として、旧暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、お月見が行われてきました。今年の十三夜は11月2日(日)です。あいにくの天気で「中秋の名月」が見られない所も「十三夜」のお月見を楽しむのも良さそうです。
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