ハジャー予選8番手も悔しさ示す「ミスをした自分に腹が立つ」ボスは「完璧なラップだったらフェラーリに勝っていた」

　2025年F1シンガポールGPの予選で、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは8番手を獲得した。Q3に進出したのは今季11回目。

　チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスは、「アイザックは週末の最初の目標を達成し、コンストラクターズ選手権での直接のライバル勢を上回る8位を獲得した」と述べた。

「非常に僅差のセッションだったが、完璧なラップをまとめていれば、前方のフェラーリ勢を上回れた可能性もあった」

「我々のマシンとドライバーがどれほど成長しているかを示す結果であり、明日のレースに向けて大きな自信を与えてくれる」

■アイザック・ハジャー（ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム）FP3　7番手（1分30秒489／25周）予選　8番手（Q1＝6番手1分30秒214：ソフトタイヤ／Q2＝8番手1分30秒016：ソフトタイヤ／Q3＝8番手1分29秒846：ソフトタイヤ）

「フラストレーションの残る予選だった。またQ3に進出できたのは良いことだが、同時に、ポテンシャルを生かしきれなかったのが悔しい」

「今回初めて、新品ソフトタイヤを2セット温存した状態でQ3に臨むことができた。最後のアタックラップではかなりプッシュし、特別なラップになりそうな気がしていた。でも残念ながらターン8でミスをしてしまった。マシンの調子がとても良かっただけに、自分自身に腹が立つ」

「明日は8番グリッドからのスタートで、残念ながらダーティーサイドだ。前方にはとても速いマシンが並んでおり、このコースではオーバーテイクが容易ではないが、全力で戦ってポイントを持ち帰るつもりだ」

[オートスポーツweb 2025年10月05日]