


優雅に寝転び、適当な相槌を打っていたキョウタですが「貯金全額、実家に援助したいと思う」私のこのひと言にキョウタはサッと顔色を変えました。


キョウタは私の「家族」を切り捨てました。私の心はどんどん冷えていきます。
キョウタは苛立たしげに自室へと向かい、バンッ! と音を立ててドアを閉めました。これが決定打、私の決意は固まったのでした。(ああ、もう無理だ……。キョウタとはやっていけない)

私は静かに立ち上がると、リビングを見渡しました。ここはもはや自分の居場所ではないという気すらしてきます。その後……。



帰宅後、私は父の提案を実行に移しました。
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するとキョウタは「無理。頭悪すぎ」と激怒して、援助を拒否。
その言葉を聞いて、キョウタにとっての「家族」は義家族だけで、私たちや両親を平気で見捨てる人間なのだと痛感しました。
最終的には「甘ったれるな」と冷たく言い放ち、自室に閉じこもるキョウタに私は離婚を決意したのでした。「さようなら……」
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ
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