マリナーズ、24年ぶりのPS本拠地勝利 ポランコがCY賞左腕スクバルから2打席連発 1勝1敗のタイで敵地デトロイトへ

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2025年10月06日 11:52  ベースボールキング

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2本塁打を放ったマリナーズのホルヘ・ポランコ(写真=GettyImages)
○ マリナーズ 3−2 タイガース ● 
<現地時間10月5日 T−モバイル・パーク>



 シアトル・マリナーズがデトロイト・タイガースとの地区シリーズ第2戦に勝利。シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻し、現地7日からは敵地デトロイトで2連戦を行う。



 延長戦の末に第1戦を落としたマリナーズは、昨季のサイ・ヤング賞左腕スクバルと対峙。序盤3イニングをスコアレスで終えると4回裏、ホルヘ・ポランコがスクバルの甘く浮いたスライダーを左中間スタンドに運び、均衡を破る1号先制ソロ。さらに、6回裏には球速99.1マイル(約159.5キロ)のシンカーを豪快に振り抜き、2打席連発の2号ソロで貴重な追加点を奪った。



 投げては今季11勝の右腕ルイス・カスティーヨが4回終了までタイガース打線を無安打に封じる好投。5回表には二死一、三塁のピンチで左腕ゲーブ・スパイアーを投入し、前日本塁打の2番カーペンターを空振り三振に斬った。そのまま逃げ切りを図ったマリナーズだったが、8回表に四球と失策から一死一、二塁とピンチを招き、4番トーケルソンの2点適時打で一時同点に追い付かれた。



 それでも直後の8回裏、2番手右腕フィネガンからカル・ローリー、フリオ・ロドリゲスが連続二塁打を放ってリードを奪い返すと、本拠地は大熱狂。1点差の9回表を守護神アンドレス・ムニョスが三者凡退で締め、2001年の優勝決定シリーズ以来、24年ぶりに本拠地でのポストシーズン勝利を飾った。

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