【中日】井上一樹監督「熱気ムンムンのチームをつくりたい」シーズン終了のオーナー報告

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2025年10月06日 12:33  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

大島オーナー(右)と握手を交わす井上監督(代表撮影)

中日井上一樹監督(54)が6日、親会社でもある中日新聞本社で大島宇一郎オーナー(60=中日新聞社社長)へシーズン終了の報告を行った。3年連続最下位から今季は順位を4位に上げたが、63勝78敗2分けで借金15は昨季と同じだった。


大島オーナーは「『どらポジ』を掲げて戦った井上監督の1年目シーズンが終わりました。主力にけがが相次ぐ中、チームは終盤までAクラス争いを演じました。最終的にファンのみなさまの期待に応えられなかったことは悔やまれますが、昨年までとは違う粘り強さを見せてくれました」と報告後にコメントした。


井上監督は「『来年も頑張ってくれ』という形の言葉で『期待していますよ』という言葉。それからもうワンランク上に頑張って上がっていきましょうという話で締めました」と報告の内容を明かした。


「どらポジ」のスローガンを掲げ常に前向きを心がけてきた井上監督だが「成功度合いは半分。50点ですかね」と厳しかった。


大島オーナーからは「来年は球団創設90周年の節目であり、ぜひとも優勝を勝ち取ってほしい」と優勝を期待された。成績が求められる2年目に向けて井上監督は「みんなが競い合ってスタメン、ローテーションを奪い合う、熱気ムンムンのチームをつくりたい」と話し、「補強ももちろん考えなきゃいけない。地元選手はクローズアップされる。成長度合いを加速どうすればいいかが急務」と、まずは今季不振だった石川昂弥内野手(24)、根尾昂投手(25)ら地元出身のドラフト1位選手たちをこの秋鍛え上げ底上げすることを誓った。

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