


実家で静かな夜を過ごしていると、私のスマホが鳴りました。表示された名前は、もちろん「キョウタ」です。電話に出たら、いきなり怒鳴り声が聞こえてきました。「リンコに援助する話はどうなるんだよ!」この期に及んで、口に出すのは義妹の名前。



キョウタの主張にイライラしてきた私は、あえて以前のキョウタの言葉を借りて言いました。

電話口の向こうで、キョウタが絶句する気配が伝わってきました。やっと自分の言っていたことに気づいたようです。私は一切の迷いなく、さらに言葉を続けます。


実家に戻ってすぐ、キョウタから電話がかかってきました。
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キョウタとしては私もリンコさんを助けるべきだとまだ思っているようです。
私は過去キョウタに言われた言葉を借りて言い返し、キョウタが気付いたところで、「調停や裁判になっても離婚する」と告げて電話を切りました。
その後、何度かの話し合いを経て離婚が成立。私たち親子は穏やかな新生活を送っています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ
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