【ソフトバンク】牧原大成、野村勇、松本裕樹が侍ジャパン入り内定 連覇支えたトリオが11月出陣

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2025年10月07日 05:01  日刊スポーツ

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ソフトバンク牧原大成(2025年9月13日撮影)

ソフトバンク牧原大成内野手(32)、野村勇内野手(28)、松本裕樹投手(29)が11月15、16日に行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」の選出メンバーに内定したことが6日、分かった。野村と松本裕は代表初選出。今季パ・リーグ首位打者の牧原大は23年のWBC以来2度目の選出となった。タカのリーグ連覇を支えたトリオが、日の丸を背負って来春のWBC選出へアピールする。


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ソフトバンクのリーグ連覇に貢献した3人に、吉報が届いた。牧原大、野村、松本裕が侍ジャパンのメンバーに内定したことが判明。来春WBCに向けて重要な選考基準となる試合で、絶好のアピール機会が巡ってきた。


牧原大は23年のWBC以来、2度目の侍ジャパン入り。プロ15年目の今季はリーグただ1人の3割打者となり、打率3割4厘で育成出身初の首位打者を獲得した。本職の二塁に加え、中堅、左翼、右翼も守るなどフル回転。過去には遊撃、三塁、一塁でもスタメン出場した経験がある超ユーティリティープレーヤーだ。ソフトバンクが誇る育成の星で、5日のレギュラーシーズン終了後は「1年間1軍にいられたことが一番大きい。そのご褒美じゃないですけど、首位打者が付いてきてくれてよかった」と語っていた。


4年目の野村も今季は自己最多126試合に出場し、山川に次ぐチーム2位の12本塁打を記録した。規定打席まで30打席足りなかったが、打率2割7分1厘、得点圏打率も3割5分4厘。二塁、遊撃、三塁を守ることができ、その強肩は球界でもトップ級。18盗塁の俊足も武器だ。23年11月に行われた「ドライブライン・ベースボール」による測定では、スイングスピードに直結する瞬発力が同スタッフが認知する数千人のデータで当時7番目、五輪選手と互角だったことが判明。高いポテンシャルを持つ男が代表初選出となった。


セットアッパーの松本裕は44ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを獲得。51試合で防御率1・07と驚異的な成績を残した。選出候補だった周東、近藤は故障を考慮されて今回の招集は見送られた。


王者ソフトバンクは15日からCSファイナルステージが控えており、勝ち上がれば日本シリーズも待っている。まずは5年ぶり日本一奪還が目の前の目標。悲願を達成し、井端ジャパンの一員になる。

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