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楽天則本昂大投手(34)が、23年に取得した海外フリーエージェント(FA)権の行使を検討していることが6日までに分かった。メジャー挑戦を視野に入れているとみられる。
7年契約の最終年だった今季は56試合に登板し、3勝4敗、16セーブ、10ホールド、防御率3・05。クローザーとして今季をスタートさせたが、不振によりシーズン途中から抑えを外れていた。
12年ドラフト2位で三重中京大から入団し、1年目から15勝を挙げるなど6年連続で2ケタ勝利と活躍。抑えに転向した昨季は32セーブで最多セーブを獲得した。
また、辰己涼介外野手(28)が今オフにもポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指していることも判明。球団は移籍を認めない方針だが、辰己側は引き続き交渉を続ける意向だという。9月に取得した国内FA権については、現時点で行使の有無を検討していない模様。
◆ポスティングシステム 海外FA権取得前に米球界に移籍できる制度。申請期間は11月1日〜12月5日。MLB事務局が契約可能選手を全30球団に通知後、獲得希望球団と30日間交渉できる。当初は最高入札額を提示した球団が独占交渉権を得たが、18年オフからは選手が結んだ契約の総額に応じて譲渡金の額が決まる変動制に改定された。昨年はこの制度を使って佐々木(ロッテ)がドジャース、青柳(阪神)がフィリーズ、小笠原(中日)がナショナルズへ移籍した。
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