2本柱で先手必勝! 15日から始まるCSファイナルステージ初戦に阪神村上頌樹投手(27)、第2戦は才木浩人投手(26)が先発することが6日、分かった。今季開幕投手も担った村上は最多勝、最高勝率、最多奪三振でセ・リーグ投手3冠。才木も最優秀防御率を獲得し、虎が誇るタイトルホルダーコンビだ。日本一を目指すポストシーズン。まずは2枚看板でスタートダッシュを決め、日本シリーズに向けて突っ走る。
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虎が誇る2本柱で、ポストシーズンの開幕ダッシュを決める。日本一を目指し、甲子園で始まるCSファイナルステージ。15日の初戦は村上、16日の第2戦には才木が先発マウンドに上がる方向となった。優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられるため、阪神の日本シリーズ進出条件は残り3勝。タイトルホルダーの2枚看板で先手を取り、一気に3連勝での突破を目指す。
開幕投手も務めた村上は今季14勝4敗、防御率2・10、144奪三振。最多勝、最高勝率、最多奪三振の3冠に輝いた。昨季のCSファーストステージはDeNAとの第2戦に中継ぎ登板し、1回0/3を投げて3失点。悔しさの残る一戦を経て、1年の成長を示す絶好の機会だ。5日には「優勝チームなので。負けられない戦いだと思う。そこのプレッシャーにやられないように、試合を楽しみながらやっていけたら」と語っていた。
一方の才木も今季12勝6敗、防御率1・55。自身初タイトルとなる最優秀防御率賞を獲得した。CSは5回1失点で敗戦した昨季10月12日DeNA戦以来で、ポストシーズンでの白星はまだ1度も挙げられていない。4日には「後ろの救援陣の層が厚いので、とりあえず1つずつ。初回から飛ばしていってもいいかなと思うので、それがいい結果につながれば」と語っていた。信頼するリリーフ陣へ、最高の形でバトンを渡す。
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村上、才木に続く第3戦の先発は現状、流動的だ。今季9勝を挙げた大竹や8試合で防御率2・28の高橋らが控える。また、下肢のコンディション不良で2軍調整が続いていたデュプランティエも3日の練習試合・オリックス戦で約2カ月ぶりに実戦復帰。ポストシーズンに向け、着々と段階を上げている。
今季のチーム防御率は両リーグトップの2・21。重厚な投手力でぶっちぎり、史上最速のリーグ優勝を決めた1年だった。2位DeNA、3位巨人の勝者と最大6試合を戦う短期決戦。どちらが相手でも、自慢の投手力で迎え撃つ。
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