「大阪都構想」対案提出へ=国民民主
3
2025年10月08日 18:02 時事通信社

国民民主党は8日の党地方制度調査会(足立康史会長)で、道府県から権限や財源を全面的に移譲する「特別自治市」制度を設ける地方自治法改正案を、月内に召集予定の臨時国会に提出する方針を確認した。日本維新の会が目指す「大阪都構想」の対案と位置付けている。
維新は、同構想を前提とする「副首都構想」の実現に向け、自民党への接近を図っている。元維新の足立氏はあいさつで、この動きを念頭に「統治機構改革は維新の独壇場のようになっていたが、われわれは全国政党として責任を果たしたい」と対抗姿勢を強調した。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。