俳優中山優馬(31)が9日、東京・シアター1010で、舞台「『大誘拐』〜四人で大スペクタクル〜」(10日初日、同所ほか)のゲネプロ取材会に登壇した。
24年の初演に引き続き、中山、柴田理恵(66)、風間杜夫(76)、白石加代子(83)が再集結。斬新な展開の大誘拐劇を描く。
中山は「初演より更にパワーアップしていると感じています。稽古場では大先輩のアドリブ合戦に毎日腹を抱えて笑わせてもらいました。本番は何が起こるんだろう。どんな展開になるんだろう。と、ワクワクドキドキしています」とコメントを寄せた。
さらに「何十人もの配役をたった4人でドタバタする。まさに大スペクタクル劇です」と説明し、「大阪出身の僕が関西弁コテコテで関西人の役をやる。これほど幸せなことはありません。関西人の持つギラギラなパワーとバイタリティーで本番の1回1回を全力で楽しもうと心に決めています」と意気込んだ。
柴田は「再演ということで、また新たな気持ちで取り組んでいます。稽古はとても楽しく大先輩の白石さん、風間さん、そして優馬くんと、あれこれお客さまにより楽しんでいただけるよう、頑張ります」。風間は「再演を心から望んでいたので、実現できてうれしいです。遊びもあって、振り子があっちこっちに揺れるハプニングがあるけど、最後にはビシッと大筋のドラマがきちんとある。この4人ならではの舞台『大誘拐』楽しんでいただければ幸いです」と伝えた。
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白石は「『大誘拐』の再演は、未知の冒険へもう一度飛び込むような感覚です。共演の皆さんが実に魅力的で、稽古場では驚きの連続、そして笑いが絶えません」と明かした。「お客さまにも、ちょっとしたスリルと、人生のユーモアを味わっていただけたら。ぜひご一緒に“誘拐”されにいらしてください」と呼びかけた。
原作の推理小説「大誘拐」は1978年に発表され映画化もされた。中山は、大富豪柳川とし子(白石)の誘拐を企てる犯人グループのリーダー、戸並健次を演じる。風間は警察本部長の井狩大五郎、柴田は柳川家の元家政婦、中村くらを演じる。
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