10日放送『かんさい熱視線』より(C)NHK NHK大阪放送局の報道番組『かんさい熱視線』(総合/毎週金曜 後7:30 ※関西地方)の10日放送は、リーグ優勝を果たした阪神タイガースの快進撃の舞台裏を送る。
【画像】ミャクミャクがトラ柄&阪神ユニ姿 9月7日、異例の独走でリーグ優勝を果たした阪神タイガース。2リーグ制となった1950年以降で最も早い日にちでの優勝となった。その快進撃の舞台裏にあったのは、藤川球児監督が掲げた「凡事徹底」という考え方だった。当たり前の練習や準備をやりぬくことを重視した。
藤川監督は試合の8時間前には監督室に入り、対戦相手の戦力分析はもちろん、選手たちの状態を把握することを徹底。今季から導入した「コンディショニングノート」を、選手との濃密なコミュニケーションツールとして活用した。そして選手たちも監督と呼応するように、対戦相手の分析をこれまで以上に徹底して行うようになった。
さらに、チーム躍進の背景には、短期的な戦力強化にとどまらない、長期的な選手育成の戦略があることも、球団幹部への取材から見えてきた。
番組では阪神躍進の秘密を、監督や選手の単独インタビューから徹底分析。直後に控えるクライマックスシリーズで優勝し、その先の日本シリーズでの日本一奪還に向けて何が必要なのか。元阪神タイガースの赤星憲広氏と徹底分析し、読み解く。