広島出身のロックバンド・RED in BLUE、ボーカルの酒気帯び運転で年内活動自粛「信頼を著しく損なう行為」

　広島出身のロックバンド・RED in BLUEが、ボーカル・高橋祐揮（※高＝はしごだか）の酒気帯び運転による検挙を受け、年内のバンド活動を自粛することを発表した。

【写真】RED in BLUEからの報告全文

　バンドの公式発表によれば、「2025年10月2日、当バンドのボーカル・高橋祐揮が酒気帯び運転により警察に検挙されるという重大な事案が発生」したという。物損事故・人身事故は発生していないとしながらも、「ファンの皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

　この事態を受けてバンド内で協議を重ねた結果、「本件を厳粛に受け止め、年内のRED in BLUEとしての活動を自粛することといたしました」と活動を自粛する判断に至った。出演予定だったライブはすべて中止となる。

　チケット販売は手続きが完了次第、順次停止され、払い戻しの詳細は各公演ごとに改めて案内される。

　バンドは改めて、「今回の件は、応援してくださる皆様の信頼を著しく損なう行為であり、バンドとしても極めて重大に受け止めております」とし、「今後は再発防止に努めるとともに、信頼回復に向けて全力を尽くしてまいります」としている。

　なお、音楽業界では、7日にエレファントカシマシのドラマー・冨永義之が酒気帯び運転により接触事故を起こし、道路交通法違反の疑いで検挙されたことがバンドから発表された。続発する不祥事に、音楽シーン全体としてアーティストのモラルが改めて問われている。