
『オッドタクシー』を手掛けた木下麦と此元和津也のタッグとスタジオCLAPによるオリジナルアニメ映画『ホウセンカ』が、2025年10月10日に公開を迎えた。このたび本作で、那奈の息子で現在の健介役を花江夏樹が演じていることが明らかになった。さらに10月22日には、花江と斉藤壮馬の『オッドタクシー』コンビが登壇する舞台挨拶付き上映会が開催されることもわかった。
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『ホウセンカ』は、予測不能なストーリーで話題を呼んだオリジナルTVアニメ『オッドタクシー』を手掛けた、木下麦(監督・キャラクターデザイン)と此元和津也(原作・脚本)のクリエイタータッグによるオリジナルアニメ映画だ。国内外の映画祭で注目を集めた『映画大好きポンポさん』や『夏へのトンネル、さよならの出口』のCLAPが制作を担当する。
物語は、独房で孤独な死を迎えようとしていた無期懲役囚の老人・阿久津に、人の言葉を操るホウセンカが声を掛けるところから始まる。“会話”の中で、阿久津は自身の過去を振り返っていく。1987年、夏。しがないヤクザの阿久津は兄貴分として慕う堤の世話で、海沿いの街で暮らし始めた。阿久津は6歳年下の那奈、生まれたばかりの彼女の息子・健介と共に、慎ましくも幸せな日々を送る。
しかし、やがて土地転がしのシノギに成功し羽振りがよくなった阿久津は、享楽的に過ごし家を顧みなくなる。そんなある日、事態は一変。大金を工面しなければならなくなった阿久津は、堤と共に組の金庫にある3億円の強奪を企てる――。はたして、ある1人の男の人生と愛の物語とは。
公開を迎えたこのたび、そんな本作で現在の健介役を花江夏樹が演じていることが明らかになった。『オッドタクシー』で主人公の小戸川を演じた花江は、木下監督からのオファーを受け健介役を演じたそうだ。
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物語の後半、かつて阿久津と那奈とともに暮らした町を、暗い早朝に那奈を乗せて車を運転する健介を演じた花江は、収録前に監督から「日常会話の中で当たり前にずっと一緒に過ごしている感じが出れば」と話があったと明かす。また、現在の那奈を演じる宮崎美子と掛け合っての収録はとても楽しかったと振り返った。

さらに10月22日には東京の新宿バルト9にて、花江と斉藤壮馬、木下監督が登壇する舞台挨拶付き上映会が開催されることが決定した。斉藤は花江と同様に『オッドタクシー』にも出演しており、本作では阿久津の3つ下の後輩・若松役を演じている。チケットは一律2,200円。劇場オンラインでは10月12日0時、劇場窓口では同日の劇場オープン時より取り扱いがスタートするので、ぜひチェックしてみよう。
『オッドタクシー』を手掛けた木下麦と此元和津也のタッグとスタジオCLAPによるオリジナルアニメ映画『ホウセンカ』は現在公開中。
<以下、コメント全文掲載>
花江夏樹
再びこの制作チームに参加できたことを心から光栄に思います。
多くの情熱とこだわりが詰まった「ホウセンカ」が劇場で観られる事をとても嬉しく思います。
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■『ホウセンカ』 舞台挨拶付き上映会
日時:10月22日(水)19:00上映回 上映後舞台挨拶
会場:新宿バルト9
登壇:花江夏樹、斉藤壮馬、木下麦監督
料金:一律2,200円
※各種割引不可、ムビチケ適用不可、無料招待券適用不可
チケット販売:
・劇場オンライン:10月12日(日) 00:00〜 (=10月11日(土)24:00)
※事前に無料会員登録が必要です。
※販売開始直後はホームページへのアクセスが集中し、つながりにくい状態になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※下記の決済方法をお選びいただけます。
・オンライン決済 クレジットカード / Amazon Pay / PayPay
※上映日の2日前までは “あとから決済” はご利用いただけません。
※チケット販売は先着順での受付となりますので、予定枚数に達し次第受付終了となります。
・劇場窓口:10月12日(日) 劇場オープン時〜
※劇場オンライン販売にて完売になった場合、窓口販売はございません。
映画『ホウセンカ』
キャスト:
小林 薫 戸塚純貴 満島ひかり 宮崎美子
安元洋貴 斉藤壮馬 村田秀亮(とろサーモン) 中山功太
ピエール瀧
スタッフ:
監督・キャラクターデザイン:木下麦 原作・脚本:此元和津也 企画・制作:CLAP
音楽:cero / 高城晶平 荒内佑 橋本翼
演出:木下麦 原田奈奈 コンセプトアート:ミチノク峠
レイアウト作画監督:寺英二 作画監督:細越裕治 三好和也 島村秀一
色彩設計:のぼりはるこ 美術監督:佐藤歩 撮影監督:星名工 本臺貴宏
編集:後田良樹 音響演出:笠松広司 録音演出:清水洋史
制作プロデューサー:伊藤絹恵 松尾亮一郎
宣伝:ミラクルヴォイス 配給:ポニーキャニオン 製作:ホウセンカ製作委員会
(C)此元和津也/ホウセンカ製作委員会
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