井川遥が感激「来年、私、50歳になるんですけど…映画に参加できる自分を想像していなかった」

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2025年10月11日 17:41  日刊スポーツ

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映画「見はらし世代」公開記念舞台あいさつに登壇した井川遥(撮影・村上幸将)

黒崎煌代(23)の初主演映画「見はらし世代」(団塚唯我監督)公開記念舞台あいさつが11日、東京・Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下で行われた。劇中で、黒崎演じる主人公の母を演じた井川遥(49)が、来年50歳を迎える前に今年だけで3本、出演作が公開と映画に参加できていることに「来年、私、50歳になるんですけど…50歳になって、こういう活動をしている自分を想像していなかった」と語った。


井川は、22年の「さかなのこ」以降、映画への出演がなかったが、今年は黒崎も出演し公開中の「アフター・ザ・クエイク」(井上剛監督)「見はらし世代」に加え、11月14日には「平場の月」(土井裕泰監督)の公開も控える。作品にちなみ「新しい景色は?」と聞かれると「(撮影で)昨年、久しぶりに映画に参加させていただいた。久しぶりだった。あぁ、懐かしいな…また、こうして呼んでいただけたのがうれしかった。新しい景色を見ている。その上で、先に進みたい」と意気込んだ。


「見はらし世代」は、団塚監督がオリジナル脚本も手がけた長編デビュー作。黒崎が演じた主人公の蓮は、幼い頃に母由美子を亡くしたことを契機に、ランドスケープデザイナーの父初とすっかり疎遠になった。成長し、再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働いていたある日、配達中に初と再会。そのことを話すも、我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進める姉恵美…。そんな状態の中で、蓮は家族の距離を測り直そうとする物語。父初を遠藤憲一(64)母由美子を井川遥、姉恵美を木竜麻生(31)が演じた。5月にフランスで開催された世界3大映画祭の1つ、第78回カンヌ映画祭に併設して開催された監督週間に出品された。団塚唯我監督(27)は当時26歳で、日本人最年少の26歳での出品だった。


井川は、黒崎から「50歳! 奇跡…少女」と言われると「言わないで!」と照れた。


◆「見はらし世代」 蓮(黒崎煌代)は母由美子(井川遥)を亡くしたことを契機に、ランドスケープデザイナーの父初(遠藤憲一)とすっかり疎遠になった。成長し、再開発が進む東京・渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働いていたある日、配達中に初と再会。そのことを話すも、我関せずといった様子で黙々と自分の結婚の準備を進める姉恵美…そんな状態の中で、蓮が家族の距離を測り直そうとする。

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