コント日本一を決める、求人ボックスpresents「キングオブコント2025」が11日、TBSで全国生放送された。審査員の評価がネット上で話題となっている。
審査員は東京03飯塚悟志(52)を筆頭にバイきんぐ小峠英二、ロバート秋山竜次、かまいたち山内健司、シソンヌじろうの5人が務めた。中でも、東京03の飯塚は自身の感想をしっかり語り、点数にも反映させていた。
飯塚は2番目に登場したや団に対し93点をつけた。「設定は本当に面白かった」と評価しつつも「僕は(ロングサイズ)伊藤くんが変な人過ぎたっていう。そこが引っかかる部分。もうちょっと人間味というか、その人自体の面白さが出ていれば」とコメント。5番目に登場したレインボーには5人の審査員の中でバイきんぐ小峠英二とともに一番低い90点をつけた。「女芸人のキャラの仕上がりはハンパなかったと思いますけど、僕はどっちかというと芸人が芸人のネタをやるよりは何かに置き換えてコントをやってほしいなと思うので」とコメントした。
X(旧ツイッター)では飯塚の審査にまつわる投稿が相次いだ。「飯塚さんがめっちゃ正統派な審査で信じられる」「飯塚さん審査員上手すぎるよ」「飯塚さんの審査好きだなぁ」などの声があった。
一方で「飯塚さんは審査員のなかでも特に『コントとはこういうものであってほしい』みたいな軸?思想?が強い気がする」「飯塚さんのコメント、前も同じような事言ってたもんなぁ…飯塚さんらしい…審査の一貫性はあるけど、これってもう面白さプラス審査員の傾向と対策が必要になるんですか」「飯塚さんはコント会の重鎮の一人なんだから、好みで審査し過ぎてるような、笑えたか、笑えないかで、点数を」などのコメントがあった。
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飯塚は昨年も同大会で審査員を担当。ニッポンの社長(辻皓平、ケツ)は野球コントを披露。コントの設定上、バットが折れる仕組みとなっていた。上位3組に残れなかった辻は「ま、これは審査員さんの好みなんで」とコメント。その後の審査で飯塚が「僕的にはセットが壊れるようにつくってある…ああいうのは、同じ面白さだったら、ない方が僕は好きなので」と語ると、辻は「次はホンマのバットでやって、飯塚さんに見せていいですか」と返答。Xでは「審査員の好み」というワードがトレンド入りする事態となっていた。
今大会は史上最多の3449組がエントリー。優勝賞金1000万円。同番組のMCはダウンタウン浜田雅功。決勝に進出した10組はトム・ブラウン、ベルナルド、元祖いちごちゃん、レインボー、青色1号、しずる、ファイヤーサンダー、ロングコートダディ、うるとらブギーズ、や団。
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