【キングオブコント】優勝ロングコートダディ「どうせ楽しいのは分かっている」経験を糧に栄冠

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2025年10月12日 00:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「キングオブコント2025」で第18代目キングに決まったロングコートダディの堂前透(左)と兎(撮影・千葉一成)

コント日本一を決める「キングオブコント2025」が12日、TBS系で放送され、2年連続4回目の出場となったコンビ歴17年目のロングコートダディが優勝し、18代目キングの称号を手にした。


優勝した率直な感想を聞かれると堂前透(35)は「ポリスピースって感じですね」とまずは一言。「警察署でめっちゃ流行ってるから!」と続けた。


トップバッターでの優勝について堂前は「すごいですね」と自画自賛。兎(37)は「去年の自分らと比べられるかなと思ったけど、1年間コントやって成長したから負けるわけないやん」と強気で挑んだと話した。


結成から17年、何度も賞レースに挑み、やっと手にした栄冠。優勝賞金の使い道を聞かれると堂前は「新しいプロ野球チームを作りたいですね」とボケてみせた。兎は「先にボケられたら…」と困りつつ「釣り仲間がいる。何かで優勝したら海外へ釣りに行くと。実現したい」とした。具体的な場所は「水があればそこには魚がいるので」と、これから決めていくとした。


勝因を聞かれると、堂前は「セットも(MCのダウンタウン)浜田さんも全部見覚えがあった」と話し、兎は「経験として、どうせ楽しいのは分かっているから」と胸を張った。昨年は1点差で優勝を逃した経験を糧に、自然体で挑んだことが功を奏したようだ。


ファイナルステージのネタ「警察泣いてる」では、オチに用いた、泣いていた警察官が話を聞いてくれた女性を銃で撃つシーンが大ウケを呼び、優勝へとつながった。その場面について堂前は「本番だけは実弾でいかせてくれと」と最後までボケ続け、笑いを起こした。


今後について聞かれると、2人で「農業」と回答し「ほんまです」と念押し。「今までいなかったような新たな芸人としての形を出せれば」と話した。

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