記者会見する林芳正官房長官=14日午前、首相官邸 林芳正官房長官は14日の記者会見で、イスラム組織ハマスによるイスラエル人の人質20人の解放などパレスチナ自治区ガザの和平が進展したことについて「心から歓迎する」と表明した。「引き続き(和平案の)着実な実施を全ての関係者に強く求め、ガザの人道状況の改善や早期復旧・復興に関する取り組みに積極的に寄与していく」と強調した。
石破茂首相は和平交渉を仲介する米国のトランプ大統領とエジプトのシシ大統領に書簡を送り、日本として状況の改善に寄与する用意があると伝えた。岩屋毅外相は会見で「(イスラエルと将来のパレスチナ国家が共存する)2国家解決の実現に一歩でも着実に近づくよう現実的かつ積極的な役割を果たしたい」と語った。