参院国対委員長会談に臨む自民党の磯崎仁彦氏(右)と立憲民主党の斎藤嘉隆氏=14日午後、国会内 自民党は14日、立憲民主党との参院国対委員長会談で、政府が21日に臨時国会を召集する方針だと伝えた。この後、自民の磯崎仁彦参院国対委員長は記者団に対し「召集日当日に首相指名が行われることになる」と述べた。
磯崎氏は会談で、林芳正官房長官が15日に衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、召集日を正式に伝達するとも説明した。
自民は、新首相による所信表明演説を24日にも行いたい考え。26日からはマレーシアでの東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議など一連の外交日程が続く。このため自民関係者は同演説に対する各党代表質問は11月にずれ込むとの見通しを示した。
参院国対委員長会談では、公明党の連立政権離脱に伴う委員長ポストの割り当てについて協議を継続することも決めた。