山本譲二&東京力車 4人のふんどしショット見られるかも!?

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2025年10月14日 17:46  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

新曲「俺らしく…」追走盤の発売記念イベントを行った東京力車。左から白上一成、石橋拓也、ゲストの山本譲二、田井裕一

浅草で人力車を引く現役俥夫3人で結成したユニット、東京力車が14日、東京・池袋サンシャインシティで新曲「俺らしく…」追走盤の発売記念イベントを行った。


2月発売の同曲はオリコンの演歌・歌謡曲ランキングで1位を獲得し、6作連続トップの記録を達成。有線の演歌歌謡曲リクエストランキングでも1位を獲得するなど好調だ。


作詞した山本譲二(75)は、自身の売れなかった下積み時代の思いや「自分らしく生きてやる」というメッセージを曲に込めた。この日はサプライズでゲスト参加した。


「ヒマだから来た」と照れ隠しの山本。田井裕一(31)が「今、3人が着ているスーツも山本さんが実際に着ていたものをいただいた」と明かせば、「30代で着ていたスーツです。2カ月したら返して」とジョークで盛り上げた。


山本がメンバーに送ったメッセージは「俺らしく生きろ」。リーダー石橋拓也(33)が山本からの手紙を代読した。そこには「『俺らしく生きろ』。世の中が変わっても『俺らしく』生きれば平気。失敗してもいい。失敗を糧にして生きて欲しい」。これに石橋は「人力車をやりながら歌っていると『お前ら中途半端だ』と言われることがあるんです。だから、この言葉が心に染みます」と感激。「レジェンド山本さんの良い音楽、良い魂を受け継いでいきたい。10代20代の若い人たちに演歌歌謡曲の素晴らしさを伝えていきたい」と力を込めた。


山本の登場を全く知らなかった白上一成(31)は「最初はホントに怖くてびびりちらした。でも本当は優しい方。人柄が大好き。このレジェンドと一緒にステージに立ててうれしいです」と満面の笑みだった。


山本は「頑張っている3人をずっと見てきた。僕で役に立つことがあればと思っていて、とりあえずMVを作っているから来てくださいと言われて縁を感じて出た。次は『詞を書いてください』と。1度は断ったが、リーダーが『譲二さんの言葉が欲しいんです。歌詞とは思わずに言葉をください』と言うので書いて渡したら感激してくれた。そういう縁から『服をください』と。だから3つ持っていっていいよと。縁を感じながらここまでやってきたんです」。


「山本は頼んだら何でもやってくれると思っているのではないか」。取材陣から石橋に冗談交じりの質問が飛ぶと「強いて言えば…思っています」。“親目線”の山本は「俺でよければ何でも」と力強くうなずいた。


山本といえばヒット曲「みちのくひとり旅」をふんどし姿で歌唱するシーンが有名。「今も歌番組でそのシーンが出て来る。ふんどし姿を恥ずかしがるな。堂々と歌えるなら、とリーダーに渡しました」と“ふんどし伝授”をしたと告白。今もふんどしを使っているか聞かれた山本は「もう75歳ですよ。肉が落ちているから」と否定すると石橋は「いつかふんどし姿を見たい」とツッコミを入れていた。


“おねだり上手”の東京力車に乗せられ、近々、4人そろってのふんどし姿が見られるかもしれない。

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