

ママ友会から帰ると、娘がリビングのソファでスマホをいじっていました。私はママ友たちとの話を思い出し(子どもの自立のためにも過干渉はダメ……)と自分に言い聞かせて、何も言わないでおこうと努めましたが、スマホをいじり続ける娘を見ているとたまらず、口を出してしまいました。


その晩、ひさびさに息子と夫がそろった夕食になりました。息子と目が合った私はつい「就活は?」と聞いてしまいます。自分でも「ああまたやっちゃっている……」と感じながら、心配が先に立って質問が止められません。


ママ友たちとの会話を通じて、子どもとは少し距離を取って見守ろうと決めました。しかしいざ子どもを目の前にすると、つい口を出してしまいました。しかも一度口を出すと止まらなくなってしまったのです。
そんな私を見た夫に「子どもが心配だから」ではなく「自分が安心したいから」口を出しているのだと指摘され、はっとしました。不安になるのは親として自然なこと。でもその不安を子どもにぶつけるのではなく、自立を信じて見守るべきだったのです。
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原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・むらみ 編集・みやび