漫才コンビ「ブラックマヨネーズ」吉田敬(52)が14日、カンテレ発フジテレビ系「旬感LIVEとれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西地区)に出演。公明党が、26年続いた自民党との連立政権を解消したことについて私見を述べた。
吉田は「26年続いてて、お互いちょっと政策が違うところもあったと思うんですけど。(公明党の)斉藤(鉄夫代表)さんがネットで出ている番組をちょっと見たんですけど、『その間に我慢して飲み込まないとダメだった時も何回もあった、お互いに』と。だったら、じゃあ何で組んでるのってなったら、これはもう選挙のためだけっていうことになりませんか? と僕は見ながら思っていて…政策が違うんやったらね」と話した。
「それやったら、お互いの支持者たちにも満足してもらう結果が出せるわけないし、だからこれをやめることは、僕はむしろ分かりやすくなったなと思いますけどね」と述べた。
MCのフリーアナウンサー青木源太(42)が「とはいえ、公明党の分の議席が減ることで、より政権としては不安定になる可能性があるわけじゃないですか」と問うと、吉田は「だからそこは政策で、また選挙区とかに出て、勝って、議員を増やしていくしかないんじゃないですか。分かりやすくなったんじゃないかなと思うんですけど」と強調した。
また、元フジテレビ解説委員でジャーナリストの風間晋氏(66)は、「連立26年っていいますけれども、それって“失われた30年”っていわれる時と全くダブっているので。果たしてこの連立26年っていうのが、日本にとってどれだけプラスだったんだろうっていうのは、やはり再評価しなきゃいけない」と指摘。
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「もう一つは、自民党って野党から政権復帰するために、社会党の委員長を担いで戻ってくるような芸当ができる政党なわけですから。その時に、自民党と社会党なんていうのは、基本政策の一致なんてないんですよ。まさに数だけの連立っていう」とも。
そして、続けて「だからそういうことを考えると、選挙のための連立っていうのもそりゃやるよね、と。だって皆さん、選挙に落ちたらただの人って言われている人たちなわけだし、政治は数なわけだし。そこを安易に…安易にじゃないけれども、きれいごとを言ったらだめなんじゃないかな」とも語っていた。
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