BTSリーダーRMが、「制服勤務者」への支援を目的に寄付した1億ウォン(約1000万円)の使い道が不明であると、14日に韓国のテレビ局JTBCが夕方の看板ニュース番組で報じた。
6月に韓国軍服務を終えたRMは、9月の誕生日に、国家の功労者や退役軍人への支援などを管轄するや国家報勲部のキャンペーンを通じ、1億ウォンを寄付。「僕らが活動している間、多くの方々が僕らの代わりに国を守ってくれているということをたくさん感じました」と、制服勤務者の軍人、警察、消防士やその家族を支援したいとの意向も示していた。
当時、RMの寄付による効果もあり、寄付者が使途を直接決められる「指定寄付」の寄付者数が急増。金額も100倍が跳ね上がり、10億ウォン(約1億円)になったという。
しかしJTBCは今回、「当時、担当部署は事例を広報して多くの寄付金を集めたが、集めたお金が正しい使途で使われたのか、確認が不可能な状況であることが取材で分かった」と報じた。
報道では、報勲部が寄付金が指定通りに使われたのか把握できていないと説明。現行法により寄付金は「国家功労者支援」のアカウント1つだけで運営されているため、すべての寄付金が同一アカウントに集まり、他の寄付と混ざってしまい、元の使途が反映できなことが理由としている。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。