【韓流】実写版映画には否定的「K−POPガールズ!デーモン・ハンターズ」監督

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2025年10月15日 17:22  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

※写真はイメージ

Netflix(ネットフリックス)で世界的人気となっているアニメ「K−POPガールズ!デーモン・ハンターズ」のマギー・カン監督が、実写版映画の提案を断ったことを明かした。


カン監督はこのほど、英BBCとのインタビューで「アニメーションだけが見せられる魅力があると思う。それが作品のトーンになることも、コメディーになることもあるが『K−POPガールズ!デーモン・ハンターズ』の中の場面が実写化されることは簡単に想像できない。現実的すぎると思う。私の好みではない」と話した。


またクリス・アペルハンス共同監督も「実写化するのは正しくない。アニメーションの最も大きな長所の1つは、現実で不可能ないろいろな要素を結合して、新しい見どころを作り出すことができるという点だ。おかげで、(主人公の)ルミは突拍子もないコメディアンのようでも、すぐに歌を歌いながら回転後ろ回し蹴りをすることができる。さらに、空から自由落下することもできる」と説明した。


6月に公開された同アニメは、全世界的なシンドロームを起こしている。最近、Netflix史上最も多く視聴された映画となり、オリジナルサウンドトラック(OST)は、米ビルボードメインアルバムチャートとシングルチャートを席巻した。1つのアルバムに収録された4つの曲が、ビルボードメインシングルチャート「ホット100」のトップ10に入ったのは史上初。8月末には観客が一緒に歌を歌える「シングアロング」バージョンが米国の映画館で封切りされ、1日で1800万ドル(約27億3000万円)の興行収益を上げた。


現在は、続編製作を議論中だといううわさもある。マギー・カン監督は複数のインタビューを通じ「このフランチャイズを続けたい。特にハントリックスのボーカル・ルミだけでなく、メンバーのジョイとミラの過去の話をもっと見せたい」と話している。


「K−POPガールズ!デーモンハンターズ」は、K−POPの女性スーパースター3人が、「もう一つの仕事」でもある悪魔ハンターとして、秘密の能力を使って不可思議な脅威からファンを守る様子を描いた作品。イ・ビョンホンら大物が声優として参加していることや、一部の劇中歌をTWICEが歌っていることでも話題となっている。

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