杉咲花「とても手触りのある撮影の日々」新宿・歌舞伎町が「新しい場所に」

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2025年10月15日 18:52  日刊スポーツ

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映画「ミーツ・ザ・ワールド」大ヒット祈願イベントに出席した杉咲花(撮影・村上幸将)

杉咲花(28)が15日、東京・成子天神社で行われた主演映画「ミーツ・ザ・ワールド」(松居大悟監督、24日公開)大ヒット祈願イベントで「とても手触りのある撮影の日々でした」と、独特の言い回しで舞台となった新宿での撮影を振り返った。


「ミーツ・ザ・ワールド」は芥川賞作家・金原ひとみ氏による第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説が原作。歌舞伎町が舞台で、杉咲は擬人化焼き肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも自分を好きになれない、自己肯定感が低い三ツ橋由嘉里を演じた。腐女子仲間が次々に結婚していく中、将来に不安を覚えて婚活するが惨敗する役どころ。


杉咲は「夏の盛りの暑い時期に撮影していて、何とか、みんなで乗り越えた日々だった。クランクイン前に新宿の神社にお参りしたのも懐かしい」と笑顔で撮影を振り返った。新宿は、南琴奈(19)演じる希死念慮を抱えるキャバ嬢・ライのマンションもある。由嘉里は、不安と焦りを感じ、婚活を始めて参加した合コンで惨敗し、歌舞伎町の道端で酔いつぶれていたところをライに助けられる。


杉咲は「監督は『場所にウソをつきたくない』とおっしゃって。撮影していたマンションから全部、徒歩で行ける場所で撮影した」と、ライのマンションを含め新宿・歌舞伎町で徹底的に撮影した、さらに詳しく振り返った。そのうえで「どんどん、新宿が自分にとっても心地よい場所になって、今まで見えてこなかった景色が見えた。朝日を迎えるシーンも実際に撮影して、すごくきれいな面…きれいな街に見えたり、新しい場所になった」と笑顔で語った。


南は「ライの家が新宿にあって、私は新宿の撮影が全部だった。この時間帯(イベントが行われている昼帯)の新宿にはいなかった。ナイターシフトだったので、夜に撮影して。その時間帯に新宿に行くことがなかったし、それも新鮮だった」と撮影を振り返った。


イベントには、歌舞伎町のNo.1ホスト・アサヒ役でホスト&既婚者役を初めて演じた板垣李光人(23)も出席した。

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