今日16日 九州から東北にかけて 落雷・突風・急に強まる雨に注意 激しい雨も

4

2025年10月16日 05:54  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

今日16日は、九州から東北にかけて雨雲や雷雲が発達しやすい状況に。落雷や突風、急に強まる雨に注意が必要です。道路が冠水するような、激しい雨が降るおそれもあります。

あちらこちらで雨雲や雷雲が発達

画像A

今日16日(木)は、低気圧や前線が日本付近を通過します。九州から東北にかけて、大気の状態が不安定になるでしょう。
早い所では午前中から雨雲が発達し、昼過ぎから夜にかけて、雨の範囲が次第に広がる見込みです。
日本海側を中心に、道路が冠水するような激しい雨が降ってくる所や、落雷や突風が発生する所もあるでしょう。
晴れ間が出ていても、黒い雲が近づく、ゴロゴロという音がきこえてくる、ヒンヤリした風が強まるといった、天気急変のサインに気を配ってください。スマホなどで雨雲レーダーをこまめにチェックしておくのも、雷雨の回避に有効です。

なお、北海道は夜になると東部を中心に所々で雨が降るでしょう。沖縄は大体晴れますが、にわか雨の可能性があります。

激しい雨とは

画像B

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。
傘をさしていてもぬれてしまうほどで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどの降り方です。
道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水を引き起こす可能性があり、十分な注意が必要です。

このニュースに関するつぶやき

ニュース設定