2017年F1第17戦アゼルバイジャンGP アンドレア・キミ・アントネッリ&ジョージ・ラッセル(メルセデス) 10月15日(水)、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームは2026年もジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリを起用することを明らかにした。これに際して、チーム代表のトト・ウォルフがコメントを発表した。
在籍4年目のラッセルは今年、第10戦カナダGPと第18戦シンガポールGPで優勝し、現在ドライバーズ選手権4位につけている。ルーキーのアントネッリも負けじと食らいつき、第6戦マイアミGPのスプリント予選では最速タイムをマークし、第10戦カナダGPでは3位に入賞しキャリア初の表彰台を獲得している。
ドライバーラインアップについては、移籍の噂が流れたマックス・フェルスタッペンがレッドブル残留を宣言したことで、メルセデスはラッセルとの契約を延長するものと見られていた。またアントネッリについても、ウォルフは以前から残留を示唆しており、今回の発表をもってようやくラインアップの継続が確定した。
ウォルフはラインアップについて、全員の満足のいくものにしたかったと述べた。
「ドライバーラインアップの確定は、常にいつになるかという問題であって、実現するかどうかの問題ではない。時間をかけて適切に交渉し、我々全員が満足するものにしたかった。それを実現できて嬉しく思っている」
「ジョージとキミは強力なコンビであることを証明しており、共に旅を続けられることを楽しみにしている。今は、コンストラクターズ選手権2位を争う今季残り6戦、そして2026年とF1の新時代に集中している」
コンストラクターズ選手権はすでにマクラーレンがタイトルを獲得したが、ウォルフの言葉通り、メルセデスは現在2位の座をかけてフェラーリやレッドブルと争っている。メルセデスと選手権3位のフェラーリの差は27ポイント、選手権4位のレッドブルとの差は35ポイントとなっている。
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[オートスポーツweb 2025年10月16日]