「アール・デコとモード」展が東京・三菱一号館美術館でスタート!100年前の美しいドレスと限定グッズをレポ

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2025年10月16日 12:00  isuta

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2025年10月11日(土)から、東京・丸の内の三菱一号館美術館にて、「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展がスタート。

「アール・デコ」という装飾様式をテーマにした展覧会で、京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する約200点の服飾作品や資料に、国内外の絵や工芸品などを加えた約310点が展示されています。

さらに、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも多数ラインナップ。

メディア内覧会に参加したisutaエディターが、展示の内容をレポしていきます!

「アール・デコとモード」展 / 東京・三菱一号館美術館

2025年10月11日(土)〜 2026年1月25日(日)の期間、東京・丸の内の三菱一号館美術館にて「アール・デコとモード」展が開催中です。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「ベール」「パトゥ」「シャネル」のドレス

1920年代に世界中で大流行した装飾様式「アール・デコ」。

直線的で幾何学的なデザインが特徴で、「モード」すなわち流行の服飾にも大きな影響を与えました。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の資料

パリで「アール・デコ博覧会」が開かれてから100年を記念し、世界有数のファッションアーカイヴである京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションを中心に、計310点の作品が集結。

本展覧会では、アール・デコ期の多彩な作品を通して、当時流行した服飾をひも解いていきます。

素敵なドレスにときめいちゃう

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の多数のドレス

本展覧会の最大の見どころは、アール・デコ期に作られた約60点のドレス。

ポワレ、ランバン、シャネル、パトゥなどパリの名ブランドが生み出した1920年代のドレスが多く紹介されています。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「リュシアン・ルロン」のイヴニング・ドレス リュシアン・ルロン / イヴニング・ドレス / 1925年頃 / KCI

近づいて見ると、アール・デコらしい直線的で幾何学的なデザインの中に、繊細なラインストーンやビーズの装飾がきらめいているのが分かります。

その美しさと緻密さに、思わず見入ってしまいそうですね。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「シャネル」のデイ・ドレス シャネル / デイ・ドレス / 1927年頃 / KCI  ノラ / 帽子 / 1926年 / KCI

第一次世界大戦の終結後、女性たちは新しいライフスタイルを楽しむようになり、ファッションも活動的な女性たちに合わせて変化していきました。

コルセットで体を締めつけ、レースやフリルを多用していた以前のドレスとは異なり、体のラインを強調しない直線的なシルエットのドレスが登場します。

古い慣習から解放され、自由で自立した女性たちが好む、現代的なスタイルの誕生を垣間見ることができますよ。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の帽子や靴

当時のライフスタイルを感じられるファッションアイテムも必見。

鉄道や自動車で自由に出かけられるようになった女性たちは、軽くて動きやすい帽子やバッグを身につけるようになります。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の化粧道具など

機能的でデザイン性にも優れた腕時計や、小さくてエレガントな化粧道具なども登場し、当時の活動的な女性たちを華やかに彩っていました。

今の私たちが持ち歩く“メイク直しアイテム”にも通じるものがあって、ちょっと親近感が湧きますよね。

繊細なデザインが素敵…オリジナルグッズも要チェックだよ

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」のミュージアムショップ

ミュージアムショップには、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが豊富にラインナップ。

ここからは、エディターが気になったグッズをいくつかご紹介します。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「刺繍キーホルダー」

「刺繍キーホルダー」(税込1980円)は、光が当たると上品にきらめくデザインが印象的。

立体的な刺繍が高級感たっぷりで、バッグに付けるだけでコーデのアクセントになりそうです。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「コンパクトミラー」

カネボウのアンティークコンパクトコレクションから登場した「コンパクトミラー」(税込1760円)は、毎日の持ち歩きにぴったりなサイズ感◎

同じデザインの「ステッカー」(税込660円)もあるので、ちょっとしたおみやげにもおすすめですよ。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「マグカップ」

「マグカップ」(税込3300円)は、たっぷり入るサイズがうれしいポイント◎ 

このおしゃれなマグカップに温かい飲み物を入れて、寒い季節を越すのもいいですね。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」のオリジナルクリアファイル

さらに、オリジナルクリアファイルは全2種類。

「A4クリアファイル」(税込500円)はアール・デコ期のドレスとヒールサンプルのデザインで、「A5クリアファイル」(税込400円)はアクセサリーがきらめく華やかなデザインです。

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」の「布巾着」

「布巾着」(税込1650円)は、アール・デコ期のモード誌を飾った「ジョルジュ・バルビエ」のイラストをお茶目にアレンジ。

クラシカルなのにどこか遊び心があって、毎日持ち歩きたくなるかわいさですよ。

“キラキラコーデ”で100円引きになるよ

東京・三菱一号館美術館の「アール・デコとモード展」のドレス・帽子・靴

本展覧会では、「キラキラコーデ割」が実施されています。

なんとキラッと光るファッションアイテムを着用して行けば、当日料金が100円引きになるんです!

ぜひ、おしゃれな服装で100年前のファッションをのぞきに行ってみてくださいね。(※チケット窓口での購入のみ適用。他の割引との併用不可)

アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に 場所:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2) 会期:2025年10月11日(土)〜 2026年1月25日(日) 開館時間:10:00〜18:00(1月2日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで 休館日:祝日・振替休日を除く月曜日、および12月31日と1月1日(ただし、トークフリーデーの10月27日、11月24日と12月29日、会期最終週の1月19日は開館) 観覧料:当日 一般:税込2300円/大学生・専門学校生:税込1300円/高校生:税込1000円/中学生以下:無料/毎月第2水曜日「マジックアワーチケット」 税込1600円 ※当日の17時以降に同館チケット窓口でのみ販売。他の割引との併用不可。 公式サイト:https://mimt.jp/ex/artdeco2025/

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