フジテレビで新海誠作品3週連続放送『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『雲のむこう、約束の場所』

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2025年10月16日 13:40  クランクイン!

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『秒速5センチメートル』 (C)Makoto Shinkai CoMix Wave Films
 フジテレビでは、現在公開中の劇場用実写映画『秒速5センチメートル』の公開を記念して、10月24日より3週にわたり、新海誠監督のアニメーション作品『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』、『雲のむこう、約束の場所』の全3作品を放送することが決定した(いずれも関東ローカル)。

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 『秒速5センチメートル』は、2007年に公開された新海誠監督による劇場アニメーション。『君の名は。』(2016)、『天気の子』(2019)、『すずめの戸締まり』(2022)など、数々のヒット作を生み出している新海作品のなかでも、新海ワールドの“原点”との呼び声高い作品。今回、劇場用実写映画の大ヒットを記念し、地上波での放送が決定した。

 さらに、『秒速5センチメートル』にならび、『君の名は。』以前の新海誠監督作品で人気の高い『言の葉の庭』、初の長編作品である『雲のむこう、約束の場所』を3週にわたって放送する。

 アニメーション映画『秒速5センチメートル』は、フジテレビにて10月24日24時45分より、『言の葉の庭』は10月31日24時45分より、『雲のむこう、約束の場所』は11月7日24時45分より放送。

■『秒速5センチメートル』(2007)

 小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。

■『言の葉の庭』(2013)

 梅雨の季節に日本庭園で出会った、靴職人を目指す高校生・タカオと謎めいた年上の女性・ユキノ。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬(おうせ)を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。愛に至る以前の孤独──。万葉集の一篇から始まる"孤悲(こい)"の物語。

■『雲のむこう、約束の場所』(2004)

 日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。少年・ヒロキとタクヤは、ユニオン占領下の北海道にそびえる謎の巨大な「塔」まで飛ぼうと、自力で小型飛行機"ヴェラシーラ"を組み立てていた。二人は憧れの少女・サユリとある約束をするが、中学三年の夏、サユリは突然転校してしまう。そして三年後、ヒロキはサユリのある秘密を知る──。

 主人公の声をつとめたのは、実写映画『秒速5センチメートル』にも出演している吉岡秀隆。
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