
東京・調布市で会社員の男性に暴行を加え、けがをさせ、スマートフォンを奪ったなどとして男ら6人が逮捕されました。男らはトラブルとなっていた相手を襲ったつもりでしたが人違いで、全く関係のない男性に対し犯行に及んでいました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、小林剣心容疑者(21)ら6人です。
小林容疑者らは今年4月28日午前1時20分ごろ、調布市の路上で20代の男性に対し、「通報してんじゃねぇよ。携帯よこせ」などと因縁をつけスマートフォンを奪った上、現場から逃げた男性を追いかけ、金属バットで頭を殴って顔に催涙スプレーを噴射するなどし、顔の骨を折るなどの重傷を負わせた疑いがもたれています。
警視庁によりますと、小林容疑者らのグループは犯行前日に違法薬物の販売をめぐって別のグループとトラブルになっていたということです。事件当日、小林容疑者ら6人を含む10人はトラブルとなった相手と勘違いして、トラブルと関係のない男性に暴行を加えたということです。
警視庁は小林容疑者の認否を明らかにしていません。
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小林容疑者らは先月、トラブルになった相手のグループに危害を加える目的で凶器を準備して集まったとして、すでに逮捕されています。
警視庁は小林容疑者のグループのうち8人をすでに逮捕していますが、2人が逃走していて行方を追っています。