AKB48などの衣装を手がけるオサレカンパニー取締役茅野しのぶ氏が16日、大丸東京店で行われた、「AKB48大衣装展−時代を彩った装跡−」(17日から同所で開催)メディア内覧会に登壇した。
結成20周年を迎えるAKB48の歴史を彩ってきた衣装の数々を、前期・後期で展示を入れ替え、過去最多となる400点以上を展示。ファン投票によって選ばれた衣装が展示されるという初の試みも行われる。
茅野氏はグループ創設当初から衣装作りを手がけている。AKB48の衣装はメンバーそれぞれのものがほぼ全部残っており、巨大な倉庫で管理されているという。「ボツになったやつもあったりします。曲変わったりとかもあったりしますし。それをリメイクしてできた衣装とかもあったりする」と明かした。
グループの衣装作りで大事にしていることについては「AKB48の衣装で私が結構大事にしてるのが、ドラマチック性とカオス性」と回答。「AKB48って思ってもない事件やびっくりすることがすごく起こるんですけど、それをメンバーが全力で受け止めて。ストーリーを作っていくのはメンバーとファンの人だと思う。そういったところからデザインソースを結構いただいてます」と語った。
また、メンバーのキャラクターや骨格なども大事にし「芸能界を渡っていく上で自分たちは何が魅力なのかっていうのを、衣装を通じても分かってほしいなっていう思いを持っている」と笑顔。「意外といろんな産地の生地だったり、古くからある工房さんにご協力いただいてやってもらったりもします。展示会を通して、服飾の専門学生さんや同じ業界の人とかにも何か伝わるものがあったら」と熱く語った。
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グループ総監督の倉野尾成美(24)、小栗有以(23)、佐藤綺星(21)、八木愛月(20)、伊藤百花(21)も登壇。
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