
©1997 MADHOUSE
衝撃的で、混沌としていて、つよく心を揺さぶられる。この映画、いろんな意味で「ヤバい」───。
サイコサスペンスの傑作として国内外から熱狂的に支持されている映画『PERFECT BLUE』。SNSでもたびたびバズっている本作のリバイバル上映が決定しました。
映画館のスクリーンをとおして『PERFECT BLUE』の迷宮にいざなわれてみませんか。
【どんなお話?】
竹内義和さんによる同名小説を原作として、1998年に日本で公開された『PERFECT BLUE』。『パプリカ』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』などを手がけてきたアニメーション映画監督・今敏(こん さとし)さんの長編監督デビュー作です。
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<あらすじ>
人気絶頂のアイドルから女優へと転身した主人公・霧越未麻(きりごえ みま)。過激な役柄など、これまでのイメージを覆すハードな仕事に戸惑いながらも、着実に知名度を上げていきます。
そんなある日のこと、未麻の関係者を狙った連続殺人事件が発生。ストーカーの影、ネット上に現れた「もうひとりの未麻」など、現実と虚構が入り混じるなかで未麻は次第に追い詰められていき……。
©1997 MADHOUSE
【いつ上映?】
多重人格、バーチャル・リアリティ、ネット社会の怖ろしさを描いた本作。いまなお色あせることのない鮮やかな狂気を、ぜひ劇場で!
■『PERFECT BLUE』公開情報
上映日:2025年11月21日より1週間限定上映
劇場:57館(順次追加予定)
料金:1600円均一
※R15+。劇場により上映日・上映期間が異なります。
※各種サービスデーや他の割引サービスは利用できません。また、プレミアムシートなどにより料金が異なる場合があります。
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チケット販売は各劇場にておこないます。劇場情報については参照サイトからチェックしてみてください。
ちなみに、フィルマークスのアパレルライン「Filmarks Culture Wear」では『PERFECT BLUE』とのコラボコレクションを準備中なのだとか……!! こちらも要チェックといえそうです。
参照元:FILMAGA、Filmarks、プレスリリース
【まだまだリバイバルあります】
今回ご紹介した『PERFECT BLUE』のリバイバル上映は、Filmarksが企画・主催するリバイバル上映プロジェクト「Filmarksリバイバル」の一環としておこなわれます。
10月と12月には次の作品もリバイバル上映されるみたい!
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<10月>
・機動警察パトレイバー2 the Movie
上映日:2025年10月17日より2週間限定上映
劇場:124館
料金:1800円均一
※東京・池袋にある新文芸坐では公開当時のフィルムを使用したフィルム上映がおこなわれます(11月2日〜11月8日)
©1993 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA/Production I.G
参照元:FILMAGA、Filmarks(1)(2)、プレスリリース(1)(2)
・GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 4Kリマスター版
上映日:2025年10月31日より2週間限定上映
劇場:88館
料金:1600円均一
©1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
参照元:FILMAGA、Filmarks、プレスリリース
<12月>
・エターナル・サンシャイン 4K
上映日:2025年12月12日より2週間限定上映
新宿ピカデリーほか、全国の劇場にて上映予定
料金:1600円均一
※劇場やスクリーンによって2K上映となる場合があります。
© 2004 Focus Features.
参照元:FILMAGA、Filmarks、プレスリリース
私が個人的に注目しているのは、劇場公開20周年を記念しておこなわれるという『エターナル・サンシャイン 4K』のリバイバル上映です。
ビョークやレディオヘッドなどのMVで知られるミシェル・ゴンドリー監督×『マルコヴィッチの穴』『アダプテーション』の脚本家チャーリー・カウフマンさんがタッグを組んだ、奇想天外なラブストーリー。何度も鑑賞しているけれど、まだ劇場では体験したことがないので、この機会に足を運んでみよっかな♪
© 2004 Focus Features.
各上映の詳細については、それぞれの参照サイトから確認してみてくださいね!
執筆:田端あんじ (c)Pouch