
及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第2話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)
本作は、主人公の心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほたる(白鳥玉季)ら、現代のさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて生き抜く姿を描くホーム&ラブコメディー。
「家を買うってどうですか?」。心優しきゲイのおじさん・玄一は、人生も恋も冷めきったゲイの中学教師・索に、家を買おうと提案。索に幸せになってほしくて言ったものの、ドン引きされてしまって落ち込む玄一に、アパートの隣人・楠ほたる(白鳥)が「家、欲しいんですよね? 私、あなたを買います」と、いきなり3000万円が入ったスーツケースを持って来た。
索の生徒でもある中学3年生のほたるは、アパートに1人で住んでいて、まともに学校に行かずトーヨコ通い。なぜか3000万円の大金を持っていたほたるは「このお金をあげるんで。あなたはこれで家を買って、その代わりに私の親のフリしてください」と提案。玄一が事情を聞いても何も答えてくれず…。
一方、恋人・吉田(井之脇海)との同棲を解消したばかりで家がない索は、玄一が勤める動植物園の駐車場に車を止めて車中泊していたが、園の警備員に注意され、駐車場を追い出されてしまう。
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玄一のスマホに、索から電話が来る。駐車場を追い出されたことを心配する玄一に「それよりも、ほたるさんの件ですけど」。玄一とほたるを親子だと信じて疑わない索は、ほたるの進路も含め、警察を交えて面談がしたいと言い…!?

放送終了後、SNS上には、「白鳥玉季ちゃんが素晴らしい。多感な中学生のほたるちゃんをギュッと抱きしめたくなった」「玄一がヤーッってししゃもに水をかけるのも、ししゃもをもらっていない大家さんの顔も笑えた」「手越くんが演技がすごくうまくて、黒髪が似合っていて衝撃的」「ほんわか温かくてじわりと刺さる作品。ゲイを茶化したり面白がる方向にならないように描いている点がすごくいい」などの感想が投稿された。
また、玄一がほたるの父親になろうと思った理由について「何が好きかとか、誰が好きかとか そういうことで頭をいっぱいにしてほしいなって」と語るシーンについて、「玄一さんの言葉が胸に響いて泣いた」「すっかり忘れてた。子どもが生まれたときはこんなふうに思っていたのに…」「好きなものを探すって、全ての原点な気がして考えさせられた」「ほたるちゃんが好きなものを見つけられるといいな」といった声が集まった。
ドラマ「ぼくたちん家」は、毎週日曜22時30分〜日本テレビ系で放送中。

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